中国人観光客、救いの神か あくびする有資格ガイド いかが観光庁さん

　殺到する外国人観光客、アクビする通訳ガイド；春節に大挙来日する中国人観光客のおかげ、デパートなどはホクホク顔。こうした記事が先ごろ（日経はとくに）多かった。

　が、彼らをアテンドするガイド諸氏は無資格の顔ぶればかり。資格を持つ人たちは大あくびで、月末に開かれた観光庁との話し合いで不満がサク裂したようだ。ボッタクリのツアーに連れ込み買わせる、怪しげな「日本製」を高額で売りつける、などなど。
　
　当ブログじつは、ガイド資格だけは持つので、このニュースに気付いた。日ごろ、ご苦労いただいている皆さんには言いにくい。（なにしろ大昔、ニアミス程度を経験しただけ）。ご時世が変わり最近、JTBツアーの広告に改善点として言う。「土産物店に連れていきません」。そう、行きたくもない場所へムリヤリ…。あったんですねぇ。

　現行法では土産物店などからリベートを受け取るのは、違法というけれど。需要と供給。買い物だけで満足する客も多いらしいから。今後、急増するのは間違いない彼ら。本格的に対策が必要だ。