オモロイ英字新聞

信号で青はgreen、黄色はorange。知ってました?英字新聞には、オモロイ言葉、アッと驚く情報が。挑戦しましょう。

(我が)東京新聞特報 CIAのテロ容疑者移送 日本に中継地/BBC露、中で放送廃止なぜ

2011-01-30 15:41:46 | Weblog
 BBCがワールド・サービスに大ナタ。スタッフ2400人のうち、4人に1人はカットされるようだ。幼少!のころからBCLファンでアナログ好きとしてガックリ。
 
  ロンドン・タイムズ(1月30日付DailyYomiuri)によると、露、中両国での放送を廃止するそうだ=露語、中国語放送を指すようだが、不明。廃止理由にこれまたビックリ。
 
  ロシアでは、ネットを通じての聴取が増えているのが原因らしい。が、中国(語?)での廃止理由は「政府によるジャミングがroutine だから」。
 
  当オジサンも抜かった話。ジャミングといえば、将軍様や軍事政権あたりの専門、と思い込んでいた。チラホラ見える情報では、中国vs台湾、南・北朝鮮など、今なお盛んのようだ。相手と同一周波数で放送することもアリなのだとか。大国なら、大らかにやったらどうか。ねぇ胡錦涛さん。
 
 ▽ 我がブログ(1月25、26日)でお勧めした東京新聞、31日付でやってくれました。他の新聞などは知らんプリ。話は2002年。パキスタンで拘束された男が、米からポーランドへ移されるさい、アラスカから関空を経由し、タイ-中東のコースを取った。当局には、成田を経由するという計画を出していたのに。男の弁護団、人権団体の追及でわかったようだ。ポーランド検察も調査している。問題の多い米捜査に実は協力していた、とあってはタダでは済むまい。協力例は他にもあるようだ。ネタを追っかけるのは格好悪いが「東京新聞によると」ではダメなのでしょうか=某大臣のマネ。それとも、別に大スクープがあるのかなぁ。期待してまっせ。
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旺文社が豆単復刻!/南北戦争史を偽造 きょうの「出る英」 alter

2011-01-30 15:41:46 | Weblog
 リンカーン大統領は暗殺される直前、逃亡罪で軍法会議にかけられた北軍兵士を赦免していた。これは、南北戦争史を書き換える、文書発見と10余年前に大騒ぎになった。しかし…。
 
「April14、1864」とあった文書を、ある研究者夫妻が年代を、暗殺された「1865」に書き換えたことがわかった。新発見として、南北戦争に関する書物はいずれも取り上げていたのに。
 
別の研究者が、文書の文字「5」が他より異様に濃いことから、疑問を持ち夫妻を追及し“自白供述”をを得た。
 
夫妻は、悪事がばれたのち「無罪放免」の結果になる、という話だったと恨み言をいっている。
 
この捏造話は、ワシントン・ポスト(29日付DailyYomiuri)から。ポストも悠々たるもの。文書を所管する当局の正式名がない。
 
見出しにはaltered letterとある。英和、ベーシック英々では、change something くらいの説明。これでは、change との違いが分からない。少し詳しい英々ではこうある。without changing completely つまり、一部、ある程度を変えること。逃亡のあげく御用となった市橋某などは、alter どまりだった。changeすればよかったのに。

▽ 豆単復刻と聞いて小生実は感慨深くはない。なぜって、受験生時代に使わなかったから。あの手が有益だとすれば、チラリ見るだけで記憶する天才肌だけでは=大平光代・弁護士が当てはまるか。なにしろA4資料くらいパッと見るだけで消化し、記憶するのだとか。同業の女性が言っていた。復刻版としては、山貞・英文解釈がたしか一足先だ=19世紀の遺物込みらしい。小生これも知らない。兄貴は使った。一部だけ。旺文社は後追いか? 世に言う。語学には、コツが2つある。それは「コツ、コツ」。そう、例文に当たって記憶するのが遠周りのようで、結局は近道。
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きょうの「出る英」 theの付く地名/動詞 land こんな用法

2011-01-29 16:29:08 | Weblog
  忘れ物でした。25日付で触れた、theが付く地名。欧州で国際機関(国際司法裁判所)のある町で、王室が健在の国…。
 
  これは、オランダのハーグ。なぜかThe Hagueと表現する。Theが付く理由は不明のようだ。発音確認を辞書でどうぞ。

  25日の動詞landとは。29日付DailyYomiuriの1面見出しに大きく。某首相の「疎い」発言で。

  Kan's “don't know much”remark land him in hot water
 
  in hot water いわば、煮え湯? 「疎い発言で首相が窮地に追い込まれた」。このlandはマズイ、困難な立場に追い込まれる場合。land him in jailなんてヤバイ文例も。

 <リンカーン史料を偽造した研究者がいた。浜の真砂のように絶えない悪党。近日絶賛公開>
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これが米大使招待メニュー/きょうの「出る英」 triggerは引き金か

2011-01-28 14:41:51 | Weblog
Hearings trigger panic 米議会がイスラム系住民について、radicalな分子をチェックへ。これを住民側に「公聴会がパニックを引き起こす」 という。このtriggerって? 
 
辞書では、引き金とまずある。ついで、誘因、きっかけ=28日付、DailyYomiuriから。
 
日ごろ英字メディアに親しむと分かる。辞書の順と反対で、誘因、きっかけ(ヨロシクナイ事につながる)がよく使われ、引き金など、ミステリーにしか現れない…。教訓;辞書は信用しすぎない。
 
なにを trigger するか。信頼する英和スーパーアンカーでは、heart attack、coup、avalanche、tidal waves(いずれも出る英、かつ物騒だ)

▽ イワシ・サバ派としては、目をパチクリする。河野太郎議員が米大使館に招かれた(27日か)さいのメニューとか。どんな食べ物か調べてみよう=メニュー、当方責任もちませぬ。
・有機野菜のサラダ ・ロブスターとターメリックと睡蓮の蕾入りにんじんスープ・プライムテンダーロイン・ハーブとアーティチョークのつけあわせ・ホワイトチョコレートとブルーチーズのスフレと柚シャーベット

 ワインは Duckhorn Sauvignon Blanc 2008、Peter's Family Pinot Noir 2006

先方は大使夫妻と、経済担当がメインらしい。日本側の出席者は不明。我が大和の地から誕生した閣僚・馬渕澄夫の辞任を「惜しむ」という太郎はん! 誰が一緒やったのん?
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お勧め東京新聞だったが/きょうの「出る英」 カタカナ言葉のウソ・ホンマ

2011-01-27 18:10:50 | Weblog
  恥ずかしい。きょうは告白。26日付DailyYomiuriにモスクワの空港テロで。Putin vows revenge for Moscow airport bombing と見出し。プーチンさん、テロに今度はリベンジか。
 
  待てよ、とオジサンは首ひねる。カタカナ言葉リベンジは確かに、あだ討ち、仕返しのハズ。が、revenge は、チョット違うと思い込んでいた。さては、見出しを付けたDY記者は、カタカナ言葉に引きずられた…なんて生意気にも。
 
  と、思ったが、記事を見ると、見出し通りだ。困ったときの英々。ベーシック用にこうある。
 
  something bad that you do to someone who has done something bad to you なるほど、リベンジそのもの。で、文例は。
 
  He broke Mary’s pen and in revenge she tore up his notebook. なるほど「ペンをつぶされたので、代わりにノートをビリビリにした」。

  ちなみに、この記事の段階では犯行声明なし。これは、英語では? 当ブログの熱心な読者は、お分かりのこと。No one has claimed responsibility for the attack. 英語では、責任ありと主張する。この出る英 claim もイロイロややこしい。いずれ、また取り上げましょう。

 ▽ 昨日、お勧めした東京新聞。20日付の実物を図書館で拝見。昨年、韓国側との協議で、米高官が日本政府との協議相手に(鳩山首相でなく)岡田、菅両氏の名を挙げた…が最大(唯一の?)ポイント。そして、なぜか菅総理が誕生した。暴露されたこの公電を報じた機関は他にないようだ。読者が知りたいことを報じるのがマス(ズの間違いならず)コミなのでは。東京新聞も賢い。記事の前半でこの点を指摘したあと、後半では渡部恒雄=黄門ジュニア=の優等生的コメントでバランスを取る。記事で実際、ニュースといえるのは公電内容だけなのに。
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東京新聞のすすめ 「読者に応えつつ 、利益を求める」/きょうの「出る英」 landを動詞で使うと

2011-01-25 17:07:21 | Weblog
Missing boat with 5 lands in Philippines これをすんなり分かるあなた、TOEIC800は楽々=25日DailyYomiuriから。

「5人の乗った船がフィリピンに○○した」 この○○が分からない、ね。land は動詞では、どんな意味? ある英々辞典では、arrive somewhere after a journey、と。この場合、到着した。
 
  動詞landで多いのは、飛行機の到着・着陸。もうひとつ land a job といった用法。(人が欲しがるモノを)手に入れること。以前、英王室の王子がシューカツの末、劇団職員の仕事にありついたさい使われた。中年の域に達していた当オジサン、そのとき初めてお目にかかった次第。
 
  もうひとつ、国の名 Philippines は、正しくはthe がアタマに付く。クイズ。もうひとつ地名にtheが付くのは? 答えは次回のお楽しみ。

 ▽ … という風に思える、きょうこの頃。当ブログ、従来の方針「しません。宣伝、逆宣伝」から、本日は離れます。以下、信頼出来そうな専門家が言う。
 『例のウィキなんとかで、明るみに出た。小沢・鳩山でなく菅直人でと、米政府筋が語っていた、と。これは、周知のこと(だろう)。が、読者に知らせたのは、東京新聞20日付だけだった。メディア内で働く面々も共感し、読者の欲求に応えるハズの情報がなぜか表面に出ない』。
 東京新聞といえば、当オジサンが東京=吉祥寺とキューポラの町で呼吸しました。ハイ=で学生していたころ、よく駅売りを読んだ。見開き特報面、それに伝統ある文化面がオモロかった。(アノ大江健三郎様のワル口を見た記憶も) 他紙とひと味時違う特報面のメニューは今なお、日々チェックする。部数競争はともかく、健闘しているのでは。貴重な新聞といえよう。日光は見ずとも結構。が、関東の皆さん、東京新聞を見なけりゃウソでっせー。関東以外でも、図書館などでお試しを。
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出る英でない? 「産軍複合体」 アイク米大統領離任から半世紀

2011-01-23 11:21:45 | Weblog
 産軍複合体Military-industrial complexという表現は近頃めったに見ない。が、忘れられてはなるまい。世に広まったのはちょうど50年前、アイゼンハワー米大統領が離任演説で警告してからだ。だから、記憶にあるのはアラ還以上の世代か。
 
 ご本人の孫Susanが言う。50 years later、we're still ignoring Ike's warning この言葉にnoと強く言えるご仁がいるかどうか=Wasington Post(19日DailyYomiuri)。
 
  Ikeの言い分は、現状をa permanent armaments industry of vast proportion と決め付ける。そして、How much is enough?
 
  この10年、米軍事費は2倍以上に膨れ上がった。最近では、産軍のほか「学」が参戦?し、宇宙というテーマも加わる。近く明かされるオバマ教書が、この辺をどう語るか。
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再び、消える新聞・英字朝日/学校英語にない これぞ出る英 row とrow

2011-01-21 10:28:47 | Weblog
 Powers to press defiant Iran in N-row この見出しを「強硬イランに圧力」と思った貴方、当ブログなぞ読む時間がモッタイナイ(defiant という形容詞は、後回し。イランを形容しているだけだから)=21日付DailyYomiuri。

  Powers は各国、pressは…言わずともOKか。Nはnuclearで、核開発をめぐる問題。そして、row。これを「ロウ」と読んだ貴方、聞いてね。
 
  ロウはただの(行)列、でもこの場合は「ラウ」。時事関係では「ラウ」の方が多い。意味は、もめごと、不和、喧嘩。ロクな意味でない。領土をめぐる(尖閣!)なんてのは典型で、diplomatic row。この単語は発音問題でも見事な頻出ぶり。押さえましょう。

 ▽ 昨日書いた「来月限りの英字朝日」。若かりしころから親しんだので、終わると聞いてもショックが消えない。唯一の英字夕刊紙というウリを放棄したのは、間違いだったのでは。一方、送り手の皆さん、環境はどうなるのか。待遇をめぐって数年前、それこそrowが起きた。労組も作られた。その後、そして今後の様子を知りたい。
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メディア敗北もう一つ 英字朝日、来月限り

2011-01-20 11:41:46 | Weblog
  ショックだ。悲しい。10年前から発行するヘラルド朝日で、朝日が手を引く。最近こそDailyYomiuriの購読者。が、その前身Asahi Evening Newsは、当オジサンは学生時代から大ファンで三度のメシのようなモノだった。
 
  Ann Landersオバサンが週2度くらい登場する人生相談がお目当てで、中学-高校低学年レベルの単語で人生を語ってくれた。自分の英語力のうち、半分近くはオバサンのおかげ、と感じている。
 
  紙面だけでは物足りず、Ann Landers Encyclopediaなんて、ペーパーバックまで買って熟読した。動物愛護運動に対し、毛皮だって必要だ,とバランスの取れたコメントをしたように、過激な主張はしなかったのが特徴。

  儲からないモノは消えるのが、経済の宿命。当事者がどう反省しているか。が、アンおばさんの持っていた文化・香りはどこへ行くのか。残る英字紙DY、Japan Timesはこれから、どんな世界を見せてくれるか。オジサンは待ってるぜよ。
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システムを15年、見直さぬJR東/出る英、きょうは「シャッポを脱ぐ」

2011-01-19 09:58:29 | Weblog
Hats off to Okazaki サウジ戦でハットトリックの岡崎選手のこと=19日DailyYomiuri・1面見出し。まさに、シャッポを脱ぐ。日本語と同じ。
 
で、こうしたドンピシャを(いくつ挙げられるかナ)。

湯水のように使う→use money like water (お湯はhot water 熱い水!)

青天井→know no sky (glass-ceiling も同類か。最近あまり見ない。でも、出る英だ)

▽ 一部鉄ちゃんの見方はアタリだった! JR東について、しきりにシステム上に問題あり、と強調していた。かも知れない。15年間、なにしろシステムの能力を増強していなかった。わが国そのモノが機能しない!崩壊状態…。これほど人々をガク然とさせることがあったか。ビジネスの現場から聞かれる「中国は基本的に泥棒経済」なんて話も、なんともアラヘンという感じか。

 <大阪・中之島くんだり!にこれから出かけるので。きょうはオシマイ。ご免。今日のDY紙には米軍事費のホンマとウソが書いてあるようだ。オモロイのでは>
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