知ってるつもり came、went -米大統領選から/野球の魅力・日替わりヒーロー

オバマ政権は「過去の物」「時代は去った」「もう要らぬ」。こうしたことを皆さん、英語でどう表現しましょう。

31日DY1面のAP。…the moment for President BarackObama and his party ここまでは当たり前（気をもたせるなの声。ゴメン）そして、〝came and went〟。来た、見た、勝った、ていうのがありましたねぇ。

ライシャワー著「The Japanese」の一節、こうだった。In Japan typhoons come and go．応用がききますねぇ。「恋人がいくらでもいた」などなど、お好みでどうぞ。

▽ オモロイ、うれしい、幸せ。オジサン、怖いくらい。ロッテが日替わりヒーローの活躍で4連勝だ。例によって8時を過ぎてJスポーツなどを browse 。根元が見事に2ランを放ち、試合をひっくり返す。ライトへ放った大ファールと同じコースに来た球だった。結果、パでどこが優勝するか、なんて関係ありません。いい試合、いいプレーを見せてもらえばサイコー。野球について、これがオジサンの policy。

知ってる？ロッテの逸材/知ってるつもり hard truth

米共和党の大統領選候補者にロムニー氏を決めたconvention。Christie 氏（N.J.知事）
による key note address で次のような一節があった。その言や、良し＝30日DY紙1面ロイター。

Mitt Romney will tell us the hard truths we need to hear to put us back on the path to growth and create good paying private sector jobs again in America．

「成長と雇用のため、耳の痛いことを Romney は語ろう」　笑訳では、こうなる。これに、オバマさん反撃。pretty entertaining show だ、と。

本日、DY紙は月に一度の READERS FORUM。テーマは、school bullying。読者10 人の声にオモロイ論点なし。all children are unique、everyone is unique といった当たり前の言い分が目立つ程度。代わりに記事の前文は「出る英」満載。

Recent reports on the suicide of a bullied middle school student in Otu have generated heated debates on how how to address school bullying、which has long been a major problem in Japan．
We invited readers to submit their opinions on this topic．The following are some of the letters submitted＝このsubmitted は不要では？＝ by our readers．

▽うれしいことが続く。ロッテ・岡田幸文（よしふみ）選手が29日の楽天戦で人生初のサヨナラ打。育成からはい上がった選手。好守ともチームの要。はじめは市職員の夫人より収入が少なかったが、今年3200万円。昨年、内野安打はリーグ1位、盗塁は3位だ。ロッテには、角中勝也という独立L出身で、オールスター出場を果たしたダイヤモンドもいる。こういう素材を見抜けなかったスカウト諸氏、頭を丸めてはいかがか。ロッコーオロシで半年暮らし、あとの半年寝て暮らす関西圏放送各局も同様だ。

リス「トラ」されぬ選手知ってる？/これは充分知ってる？ enough

▽ （enough と言えば某チームの悪口になるけれど） 本日29日の日経朝刊スポーツ面に快哉を叫んだ。特定チームに肩入れしないという小生のソックリさん新聞。横浜4-2阪神の試合、戦況を報じる（わずか）25行中、負けた阪神のある選手について、5行も費やした。それは、代打で登場した我が今成だ。12球も粘って四球を勝ち取った、と。投げた横浜・藤江は勝利投手になったものの、打者5人に対し計26球だけ。今成は一人で半分を〝稼ぎ〟同点に追い付くキッカケをつくった。先発・三浦は、7回打者計25人に投げたのが102球の省エネぶりで、1人当たり（わずか）4.08球だ。さてはトラには打撃コーチなんていない、か。功労ある今成をリス「トラ」なんて常識では！あり得ぬ。

（特定チームのファンでない、のに熱が入った。あしからず）

Enough is enough．自転車競技の神様・アームストロングが完全にプッツン。ドーピングについて「これ以上は争わぬ」と決めたようだ。この落ちた偶像アームストロングが、ケ○をまくって言う＝29日DY・12面（WP特集）。

There comes a point in every man's life when he has to say、〝Enough is enough．〟For me、that time is now．

「ワシャ、もう沢山や。勘弁してくれ」と頭を抱える様子が見えるよう。皆さんいかがですか。公私とも、こうした point ありましたか。それにしても、V7 の途中でばれなかった。まさかねぇ。

That's enough．；平成初期の実話。通訳案内業（現・通訳案内士）試験の二次（面接）で、気に入らない答え（or 受験生）にイラツク、という評判の女性試験官がいた。思い通リの答えには、That's enough．と言う。同じ質問を毎年繰り返す、という風評も。試験官-受験生という対等ならざる関係からすると、fair でないと思えた。オジサン、なぜか気に入ったらしくクリア出来た。あぁ良かった。どうしているかな。彼女。40代、独身らしく所帯じみたところ皆無。吉永小百合似の「Wさん」、あッ、名前（の一部）言ってしまった。

知ってるつもり movies、star

Just like in the movies と、1面に。これを受けてスポーツ面には、Only in Hollywood と絵に描いたような、rhythm のいいセリフだ＝27日DY紙。

大型トレードでボストンからロスへ移ったゴンザレスは、挨拶代わりに第一打席2球目で3ランを放った。ロスに着いてわずか a couple hours の出来事だった。血も涙もないような人事には、たいがい慣れてきたファンにもこれはビックリだ。

なにしろ、低迷するあの HT が新しい GM 制度を設けるのは、金ばかり食うベテラン3人（金本、城島、桧山）に引導を渡すためなのだとか。シガラミのないおヒトならともかく、OB 監督をわざわざ起用するとは。先が見えているのでは＝FA でロッテ・小林投手を獲得するくらいなら、事前に当オジサンに相談して欲しかった。なぜって、ロッテ-中日のシリーズを全部見ているのだから。

特定球団の悪口になってしまった。先を急ごう。ゴルフ界で新星現わる。映画ではないが、NZ のKoは Rising star だ＝28日DY・1面。世の中 rising だけではない。反対は？ はかなく消えるfalling star。shooting star とも。

めったにない椿事。27、28日と連続して1面のメニューに同じ単語が登場した。それは、Massacre 。マサクレと覚えるらしい。間違いなく「出る英」。でも、spelling は大丈夫か。

一夜にサヨナラ劇2度/知ってるつもり NYの惨劇 gun、point、stray

Empire State killing、最後の killing を building にすれば「そのまま」。犠牲者が出ている事件で、こんなシャレ？って許されるのかな＝26日DY1面。そう思うのはマジメ国のマジメ派くらいか。

laid-off clothing designer という Jeffrey Johnson は、58歳とも53歳ともいう。それが、クビになった社の executive＝40歳代＝ に近づき頭に1発、倒れたところで4発お見舞いした。分別の付くオッサン、それも design 関連のHPを持っていた男。

ガンは21年前に購入（無許可）していた。まもなく警察官から計16発を撃たれた。昨年解雇されて以来、口論し互いに「嫌がらせ」と届けていた。といって、executive もこの日、約束していたようで、時間通リに行き被害にあった。

こんな場合の HOW TO KILLではないけれど「銃口を突きつけられて」は、

She was held at gunpoint for 37 hours．という風に（記事に見当たらない）。そして、流れ弾は、stray …　と。例えば。

　An 8-year-old boy was killed by a stray bullet．Syria の件は、この stray でなく、at gunpoint に近いのでは。

▽ 野球では、なにがオモロイといって「サヨナラ」がサイコー（excellent＝笑？訳）。1日に2回も見るなんて、幸せ過ぎてコワイ。25日も8時台後半から注目していた。楽天・松井＝元MLBですぞ＝は代打で左翼線際にポトリと落ちるヒット。横浜・筒香は右翼へあわやスタンド入りか、という強烈な2塁打。星野はニヤリとした程度、でも横浜の絶好調オジサンは狂喜乱舞。「あとで熱烈なチューをしたい」といったとか。この日の結果が今年どんな位置を占めるか。そんなことオジサンは知らない。後者の勝った方の光景に涙が出そうになった。勇気をもらった。人間、諦めるのは早いゾ！

金本、新井メじゃない 知ってる？ クレメンス 50歳で現役へ

50歳といえば、工藤より1歳年長か。そのクレメンスRoger Clemensが独立リーグのチームに入る。息子も球界入りしており、親子同時にプレーするかも。ただ、数々の記録を打ち立てながら、印象がよろしくないのは drug 疑惑＝偽証罪、でも無罪に＝からか。

こういう声も。Clemens' agent said the right-hander has been clocked at 139 kph、but L．（MLB関係者）discounted　that talk because he has'nt pitched in a game yet．

「試合で投げていないのに…」

サイヤング賞7回の大投手ながら、代理人はオーバーに言う傾向を指摘している。バーゲン用語かと思った。こんなdiscountは、オジサンお初。調べた。よくあるケース。なーんだ、そんな事か。

consider sth not true or not important 用例に。

I think we can discount that idea．It's not just practical．

身に覚えのある読者がありそう。Larry tends to discount any suggestion I make in meetings．

クレメンスは、こう言うのだが。We're just going to go out and have fun with this and make it fun for the fans．＝記事は23日DY20面・AP。

知ってるつもり long time coming 女人禁制のゴルフC

女人禁制だったゴルフクラブ・AugustaNational に初めて、ライス元米国務長官ら女性2人が入会を認められた＝22日DY・1面AP。green jacketを身に着けるらしい。この「やっと」「ようやく」に当たるのがこれ。

It was a long time coming．用例で覚えよう。

Spring is a long time（in）coming．こんな場合の in は無用、とオジサンは感じる。なくても意味が通じるから。

ちなみに記事では、In a historic change at one of the world's most exclusive golf clubs とある。ゴルフ音痴としてはチンプンカンプン。でも、world's most exclusive というあたりが気になる。

16歳の伝説・松井投手よ、悪い大人に騙されるな/知ってるつもり name、shadow

Making a name ゴルフで宮里美香が優勝した記事の紹介だ＝21日DY紙・1面。知名度で劣る美香が藍（3位）を抑えた。名前でも、「うまく行く」make it という感じ。

続いては、Mika、often overshadowed by a more famous player（藍のこと）…。このovershadow は準ながら定番用語。説明を見よう。

make sb/stg seem less important/sucessful 「影を薄くする」「見劣りさせる」でいかが。用例を見よう。

He had been overshadowed　by his elder sister.姉さんがエラ過ぎた？

The garden is overshadowed by tall trees．木の方が高過ぎて。

▽ 2002年、拉致被害者が帰国したさい、タラップを皆さんが降りる画面の様子に見る見る前が見えなくなった。あれから10年、4試合投げ抜いた松井投手は敗れた瞬間泣き崩れた。オジサン、また前が見えなくなった。記憶が不確かだが、女房役の先輩キャッチャーに抱き抱えられるように、ダッグアウトへ。
オジサンから見れば、孫のような年だから敢えて言う。君はいま人生最高の瞬間にある。良き先輩に守られているのだから。野球を出来る時はせいぜい30歳代半ばまで。それから長い長い「余生」がある。それまで多くの悪い大人が群がるに違いない。迷うことも多いだろう。そんなとき、頼りは今のチームの仲間ではないか。
松井君のプレーをみるのは、じつは昨日の光星戦が初めて。口を大きく開け、喘ぎながら投げる姿が痛々しい。7回、8回、ストライクとボールがはっきりし、暴投寸前のケースも。とうとうつかまった。充分だ、いや十二分だ、松井君。君は16歳にして、伝説になったのだから。

美しい日本語「行き届きませんで」 吉沢久子/知ってるつもり negotiate

混乱するシリアへUNを代表して Brahimi・元アルジェリア外相（78）が現地へ向かう。困難な任務を前にベテラン外交官の氏はこう言う＝19日DY紙4面・AP。

I still very、very strongly that there is no conflict that can　not be solved．

（なぜか） We、people、make these problems．And we should be able to solve them．We can solve them．人間によって作られたモノだから、人間が解決できるハズ。長年のキャリアから言葉。そうなるに越したことはないけれど。

この negotiate。（enter into→ break off）negotiations に分かれる。

（peace、trade）negotiations が定番。ところが、negotiate に定番ではないクセ物が。

This is a difficult corner for a large car to negotiate．意味は、get（past、over）で、「切り抜ける」「通り抜ける」 　T800級か。

▽ 吉沢久子著「あの頃のこと」（19日6時40分からNHKラジオ第一・著者に聞く）；94歳の著者が戦中末期の暮らしについて、日記をもとに綴る。きょうは空襲日和じゃない、などと言いながらアッケラカンと暮らす庶民。サツマイモを多用する食生活だ。吉沢さん、お年には聞こえない若々しさ。せぃぜい60歳くらいか。インタビュー最後のひと言が耳に残る。「行き届きませんでした」。息子くらいの年のオジサンには、新鮮だった。

世代交代、Nスペ解説陣に 平等だった？戦前の教育

（出かけるので本論抜き。あしからず）15日夜のNスペ「終戦」。当方、内容について語る資格なし。早期終戦を主張する高木惣吉の名くらい知っていたが。

印象に残ったのは、解説する専門家2人（防衛省と研究者）が30歳代とぐんと若返ったこと。従来、こうした場合はせいぜい50歳代だった。おなじみサンが出る幕なし、と遠慮したのか、どうか。ひからびたような皆さんが見えない。この点だけでも収穫だった。

高木の履歴を見ると、正規の学歴（高小のみで、他は通信教育や物理学校）に乏しい。でも、しかるべく登用される。このあたりは戦前の（案外な）特徴だ＝亡き我がパパ上も公務員扱いをうける学校のおかげで、職業人になれた。格差拡大論を見るたび、思い起こす。若者に chance は最近多いのだろうか。この種の戦前の学校として師範学校、逓信講習所、鉄道講習所などがある。