妻と中国語で話す米大統領とは/東京の温泉の色は 「蒲田行進曲」健在だった

　これは第31代の共和党のフーバー。2人とも中国の炭鉱で働いたからか＝シカゴトリビューン（29日付DailyYomiuri）。

　このおじさん、初づくしだ。副大統領は、非白人としてネイティブ・アメリカンにし「星条旗」を国歌に決めた。
　
　大統領として初のクウェーカー教徒でもあり、給料をチャリティに寄付（これは他にケネディのみ）。オフィスに電話を設置した。

　第二次大戦後、日本に派遣され食料を大量に供給した恩人でもある。残念ながら大恐慌に当たっては有効に対処できず、民主党のルーズベルトに大敗した。

　▽ （再び先日のあづま下りから）時間を見つけ、下町・蒲田の温泉に（\430？）。麻布十番同様に色はコカコーラ並み。色合いで満足すべきか。11時の開店前に常連が行列していた。おじさん、おばさん達の話を近くで聞くだけでも楽しい。カラオケ完備し、歌手も来るとか。日中からビールをごくり、あーぁ幸せ。健在、向こう三軒両隣り。

帆船時代再び？ ワインを英ダブリンへ輸送 原油高に負けるか/関西に文化・歴史ありや

ワイン3万本を積み、仏から1週間かけ英ダブリンへ運んだ。御年108歳、kathleen & May号で、その昔は石炭輸送に活躍した＝ロンドン・タイムズ（27日付DailyYomiuri）ほか。
　
時速8㌩と商船の半分、でも石油を使わぬgreen　energy。ボトルにはCarried　by　a　sailing　shipとある。関係者がビックリしているのは、ワインの熟成が船体の揺れにより進むことだ。

船をチャーターしたのは元ジャーナリストが設立したCTMV社。コストでは、現在5%割高というが今後の輸送計画があり、増船することで下げられるという。

　大西洋を渡り、カナダまで運ぼうという計画も進んでいる。欧州では、帆船時代が復活するかも。

▽（先週のあづま下り！から）上野公園に文化を見る。美術館、博物館はモチのこと、大道芸あり、牧師さんの説教あり。現代そのものだ。ひるがえって、関西は？ 過去のお化け、もしくはチョー現代が素っ頓狂な姿（とくに大阪）を見せている…。まともなのは、新しい寄席・天満繁盛亭だけか。橋下知事、分かってくれるかなぁ。

外国語で宣誓、許せぬ 副大統領めぐり混乱/JR西、遅れてるー

（5日ぶり更新）王政廃止したネパール。副大統領になったJha氏,
公用語のネパール語か、native　languageのMaithaliで宣誓するところ＝AP電（28日付DailyYomiuri）ほか。

なぜか、ヒンディー語で済ませ、TVでも中継された。大統領はネパール語だったのに。出身政党がヒンディー語支持だったためらしい。

これに怒った勢力が街頭で抗議活動を続け、電車・バスはストップし、市場は閉まるという有様。憲法が専門の最高裁判事までが乗り出した。問題のJ氏は、判決には従うといっているが。

こんな記事で、つくづく思う単一！民族の有難さ。井上ひさし氏が書いた、維新直後の混乱はあったけど。薩摩風が広がった程度だ。自らを言うのに俺といい、手ぬぐいをぶら下げる習慣、そして、「オイコラ」と。

▽JR西,猛省を。法事で東（あずま）下りなどしたため、当ブログ開設以来で最長の休載＝この間、アクセスして下さった多くの皆さんには多謝、多謝。1年ぶりに乗った山手線の車内表示にビックリ。○○駅まで××分といった点はじめ、次の駅の出口、エレベーターまでバッチリ分かる、とは。大阪環状線なぞ、乗る気が失せた。JR西よ、見習って欲しい。関西の皆さん、「タイガース万歳」から、たまに脱出いかが。

日本語しっかり、NHK/求人・初任給520万円以上 女性、障害者歓迎 ただし要・英国籍21歳超

ジェイムズ・ボンド、いやMI6が大々的に要員を求めている。狙いはテロ対策で、アラビア語、ペルシャ語などを話す者が歓迎される＝AP電（DailyYomiuri22日付、ほか）。

2005年、通勤客ら52人が犠牲になったテロ事件は記憶に新しい。その後、航空機爆破を阻止するなどしており、いまでも当局は2万人以上と、200件ほどアブナイ「計画」をウォッチ中だ。

英国在住のイスラム系のほとんどがパキスタン系とあって、求められる言語は同国一帯のものになる。応募者には厳しい審査があるが、詳細は明かされない。宗教、収入、ドラッグなど、とことん調べるようだ。

人員採用を昨年、オープンにしてから、応募は2万人を超し、うち250-350人を戦力に加えている。40%が女性、11%がマイノリティだった。

採用後の任務は多様で、語学、作戦はじめ、技術、セキュリティ、運転などだ。我と思わん皆さん、英国国籍を取って、応募いかが。親方ナントカ、居心地は。

　▽NHKさん、日本語しっかりね。「農家を営む」はない、「農業を営む」のはず。これが全国ニュースで堂々と流れるとは＝21日午後7時の総合TV、原油価格の上昇で武田アナ。読み間違いならともかく、書き間違いだと、原稿の流れに疑問が持たれよう。なぜか、民放よりNHKの珍プレーが目立つようだ。

戦争の夏、ナチ最後の大物 Dr．Death逮捕間近？ 南米に潜伏/泣ける！MBS健康川柳

　ドクターはAribert Heimで、1914生まれ。南米に渡り40年以上になるが、新しい情報から追跡チームが急きょ現地に入った＝AP電（16日付DailyYomiuri）ほか。

　オーストリアの強制収容所マウトハウゼンで、拷問・殺人に“従事”した。健在なら94歳、単独ではやっていけないので、情報が漏れやすい、と追い詰めているユダヤ人組織の関係者。では、生きている、となぜいえる？

　それは、本人名義の銀行口座がそのままだから。死んでいるなら後を継ぐ者が証拠を出す必要がある。

　チリのどこかにいる、というのが組織の見方。娘の一人が住んでいるからだ。数百人を地獄に送った容疑で起訴されたHeimその賞金は約50万㌦に及ぶ。

　▽MBS健康川柳=19日朝のラジオ「しあわせの五・七・五」から（掲載済みもあり？）。

　「見えぬふり　夏草の陰　孫の陰」
　「妻寝言　よくよく聞けば　腹減った」
　「愛してる　アホか言いつつ　嬉しそう」

　川柳とは別に近藤流に名言二つ。
　「たかが人間　お互い様」
　「人間生きてる限り　未完成」
　特選5句は20日に掲載。

不景気?まさか アジア・新興国が買いまくり 英で航空ショー

　いまどきこんな話はない！英ファーンバロの航空ショーは、アジア勢などが意欲的に買いを入れ絶好調＝AP電ほか。

　＜17日、更新出来なかったのは、あるギャルとデートし、夜遅くなったため。デートの中身はいずれまた紹介予定＞

　韓国・アシアナはエアバスの中型30機72億㌦を注文し、別に10機分を購入する方向。マレーシアは、ボーイングの中型35機28億㌦を購入、ほかに20機を予定している。

　マレーシア社は、これまで価格の高い時期に買っては、乗客は減るといった苦い経験がある。今回の分が実際飛べるのは2010年くらいには経済は上向きのはず、という。

　このほか、ドバイがエアバス123機を決め、リース用に別途購入する。中国航空は、45機63億㌦を予定していることを早々と北京で発表した。

　○機、○㌦と書いていたら、めまい？がしてきた。で、総売上は550億㌦で、エアバスが241機とボーイング152機を断然リードしている。ブラジル社、ロシア社も好調という。

　こうして見ると、我が国はじめ、OECD諸国は影も見えない。逆にいえば、新興国経済が世界を引っ張る…と行って欲しい。

ピロリ菌がぜんそく防止 NY大で研究

　潰瘍や胃がんの原因とされるピロリ菌が、一方でぜん息を防ぐ武器になる＝ロイター電（16日付DailyYomiuri）。

　ピロリ菌を持つ3-19歳を調べると、ぜん息にかかっている率は25%少なかった。年少の13歳までに絞ると、59%にも増える。これは、1999-2000年に調べた7000人の結果。

　では、ピロリ菌は、どのくらいの人が持つか。90年代にはわずか5.4%だ。さかのぼって1919年に生まれた人では、なんと60%にも達する。同じ期間、ぜんそくは急速に増え、23%もがぜん息持ち（増加率不明）。

　こうした傾向をNY大の研究者は、global warming of the stomachと呼ぶが、菌とぜん息のつながりを追及するのが課題、という。

　
　ニコチンの効能を思い出す。諸悪の権化になっているようでも、殺虫剤、くん蒸剤の材料になり、ほとんどの塩・酸を作る、という善人でもあることを。

快走ユーロスター 欧州、飛行機にサヨナラ？/激安サーチャージはキャセイ

ユーロスターのロンドン始発駅は朝からごった返す。今年第一四半期、乗客は21％、収入は25％増。航空各社の地団駄が聞こえそう＝ロンドンタイムズ（13日付DailyYomiuri）。

この好調さは、ロンドン－パリ間で時間を20分短縮したためだ。20分が25％増を生んだ！同区間で空の便を利用するのは、わずか30％にとどまり、シェアはなお低下している。

空では、パリ－リヨン、パリ－ブリュッセル間はすでに廃止済み。1000㌔までの距離なら、時速300㌔で列車が有利になる。BAの望みといえば、アジア、米、アフリカなど遠距離客だが、うまくいくかどうか。

エールフランスが先ごろ、鉄道大手と連携を決めたように大陸では今後、鉄道網が充実するのは間違いない。我がヒースロー空港は時代に置き去りになる…というのがロンドン・タイムズの心配。

▽（15日付・日刊ゲンダイから）珍しく夕刊紙＝電車の網棚にありました、ハイ＝で嬉しいニュース。JALで香港へ往復すると、サーチャージ21000円。キャセイは、4800円と4分の1で済む。各社たいがい似たような額でも同社は例外という。検討の余地どころか、即走れ走れ、イヤ飛べ飛べ。

長寿タレント・板東英二のふしぎ発見 NHKに必死ラブコール連発

　板東英二が出演要請を繰り返していた。ラジオおじさんならではの発見。NHKラジオ第一、朝のラジオビタミンでナゾが解けた。

　10時台に時の人が登場する。本日14日は、かの元甲子園球児・板東さん。異例のことながら、NHKサイドから、お便りを頂いていたそうで、と謝罪コメント。

　スタッフが無視していたのか、気付かなかったのか。これに、板東さん答えた。「そうですねぇ、10回くらいfaxしましたでしょうか」。

　タレントが、どれだけ営業に努力しているか。明白になった。評価はさまざまでも、板東さんが、かなりのブランドであることは自明では。そのオッサン、いや、おじさんが甲子園近しとはいえ、大NHKにラブコールを連発していたのだ。

　おまけに、日ごろ民放にしか登場しないのに、NHKにゴマをすること！「放送はやっぱり、NHKです」「NHKBSニュースを私ほど見ているのはいない」。タレントを目指す皆さん、板東さんのなんとかのアカでもどうぞ。

サルコジ氏、中国の要請拒否 ダライラマに会う・会わないは自分で決める 「中東」でも存在感

　ダライラマに会う・会わないは自分で決める。中国に指図されぬー。サルコジ氏は先ごろEU議会でまくし立てた＝AFP・時事（12日付DailyYomiuri）。

　どこかの指導者と違って、frankな言葉だ。8月半ば、ダライラマが訪仏する。サルコジ氏が会談に応じるなら、serious　consequencesを招く、と中国側が警告したことに反発した。

　サルコジ氏は、It’s not up to China to set my agenda and my meetings.と、口出しするな、という言い分。ただ、ダライラマに会うか、どうか触れなかった。五輪の開会式に出席することについては、EU全メンバーから同意をとりつけた、という。人類の4分の1をボイコットする訳にいかない、とも。

　シリア・レバノンと目のカタキ同士が外交関係を持つ。サルコジ氏が発表した。おりしも、13日、地中海周辺国とＥＵの首脳らが、初の「地中海連合会議」をパリで開く。シリア・レバノン両大統領も出席する。サルコジ氏が大統領選時から、会議を提唱していた。Bushの影が薄いことは勿論、地中海時代を感じるのは間違いか。