天候は下降線、今夜から明朝にかけて大きな雨量がありそうです。
季節は春から夏への端境期、梅雨入りもそう遠くはない北東北であります。
北東北のアユ解禁まで1ヶ月半、オラの仕掛け作りも一段落したところです。
アユ釣り歴52年、岩手河川の殆どは歩き尽したオラであります。
今季の目標である旨いアユを求める釣りのために、古い記憶を辿ってみたいと思います。
<西和賀川・西和賀淡水漁協・全放流魚>
北上川水系和賀川の湯田ダム上流部を通称西和賀川と呼んでいる。
川が開けていて比較的釣り易いのは旧沢内村鍵沢橋の下流数Kmのエリアだけ。
放流する稚アユによっては、さらに上流部蛭山橋付近まで遡上する年もあると言う。
管轄漁協の下部エリアはV字谷が多くアプローチにも難儀する。
岩盤の大場所や荒瀬など変化に富む山岳渓相は川通しの移動を阻む場所でもある。
水質は極めて良好、7/中旬~8/中旬はウシアブやメジロアブの猛襲に遭う。
しかし雑味のないアユの味は間違いなく県内NO・1(主観だが)と思われる。