爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

21-05-23 岩手のアユ河川・8(小本川)

2021年05月23日 | 川そして・・・


アマドコロ、自然薯に似た地下茎をのばしてどんどん繁殖する強い植物

朝から陽射しと雨が交互にやってくる不安定な空模様。
雨雲が切れた隙に散歩に出ましたが、しっかり降られて帰ってきたオラです。

<小本川・若干の天然遡上あり> 
町としては本州一の面積を誇る岩泉、その面積の9割以上を森林が占める訳で水質の良さは疑うべくもない。
筆者にとってここは40数年前にとある熟達者の泳がせ釣りなるものを見る機会に恵まれ、生まれて初めて近代アユ釣りの威力を認識した川だ。
以来最も数多く通った川、当時は自然豊かな環境の中での気持ちのいい釣りだった。
豊富な天然遡上にも恵まれて初心者ながら随分良い思いをしたものだ。
しかし近年、台風災害後の大規模河川工事で自然はことごとく失われ、泥と小砂利の広くて浅い魅力のない全く別ものの川になり果てた。
この川には上流を管轄する小本川漁協と袰野堰堤から下流を管轄する小本河川漁協が存在するが、河川工事は下流部に顕著でアユ釣りポイントはほぼ壊滅状態である。
したがってアユの食味を求めての釣りは上流部小本川漁協管轄エリアを狙うことになる訳で、特に岩泉の町裏からカミが中心。
山岳渓相の支流大川、二升石などのカラ川、本流袰綿地区などであろう。

コメント
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