こうも厳しい残暑が続くと、呆れるよりも腹立たしさがこみ上げてくる。
快晴、家の温度計は午後2時で34℃を指している。
吹きぬける風はパサパサの地表を渡るうちに熱風と化し、涼しさなどかけらもない。
夏がなかなか終わりを見せない中にあっても、北のアユは静かに終焉の時を迎えようとしている。
如何に遡上が遅れようと、暑かろうと寒かろうと、高水だろうと渇水だろうと、終わりの時は例年通りほぼ正確にやってくる。
しかも遡上に遅れがある年ほど短期間での著しい成長が見られ、北の川を大アユで湧かせる不思議な生態がある。
孵化降海から動き出す体内時計か、はたまた古来からの北のアユの遺伝子情報か、或いは日長時間など地学的環境情報がそうさせるのか、アユ歴40数年のオラの経験からすれば例外は知らない。
次回釣行は9/19、いよいよ最終回はやっぱりHGでもある阿仁川となろう。
しかし先日持ち帰ったアユは、水温上昇が甚だしくそれまでの飼育は難しいが・・・。
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