県北沿岸河川目指して05:00の出発となった。
新緑の北上高地を越えて岩泉、雪シロはほぼ収まり小本川は平水を取り戻していた。
袰野堰堤付近、今年はサクラマスの遡上が豊富なのか、平日にもかかわらずルアーマンの姿が多い。
見慣れたいつもの流れだが水の色は今一つ、底石の汚れも気になるし何よりもサカナっ気が感じられない。
30分ほどエサ捕りに専念するも、どう言う訳かクロカワがただの1匹も捕ることができなかった。
止むを得ず取り出した盛岡毛ばり、しかし反応は極めて薄く40分流して17~8センチのヤマメが2尾だけ。
もう十分に活性が高まっているはずのヤマメだが、これほど不振の年は知らない。
その後、下流ポイントに移動してやっと10尾ほどを得るも、期待のヒカリは全く含まれなかった。
雪シロ大増水の終息とともにヒカリはすべて降海してしまったのか、それともこの春は全くいなかったのか。
陽が高くなると恐れていた風が出てきた。
その吹き降ろしの風はたちまち強さを増して、毛ばりの振り込みさえも難しくした。
(以下後日釣行記へ)
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