比較的気温は高く一晩中雪解け水の滴る音が聞こえていた。
それでも夜明けには路面が凍結して黒光り、木の枝や物干しには雫が数珠状に凍りついた。
一面に立ち込めていた霧が晴れると明るい陽光、近年にない穏やかで温かな大晦日となった。
地球規模での異常気象が日本列島に厳寒をもたらすと言う予報に反し、ここまでは明らかに暖冬傾向。
地元古老にあっては、自然界における様々の現象や生物の不思議な予知能力を借りても判断が難しい気象予測だが、このままでは済むはずもないのが昨今の異常たる所以であろう。
夏の猛暑、極端に短かった秋、各地に台風大雨災害をもたらした「異常」に対する反動は、必ずや近日中に「異常」を以って示されるはずである。
新年まであと数時間。
元朝参りは家族の健康と、当然の如くアユ豊漁への祈願。
さて、どんな年になりますやら・・・。
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