二十四節気大雪の朝は新雪10センチ。
表の通りを師走の営業車が圧雪特有のモコモコとした走行音で走り抜けた。
灰色の空、間断なく小雪が舞う一日。
まだ雪掻きをするほどの量ではないが、周辺はようやく北国らしい景色にはなった。
当地域における日没は16:11と既に最早を打っている。
この先は少しずつながら日没時刻が伸びてくる。
次にやってくる季節の節目は昼時間が最も短いとされる「冬至」。
その次は最も日の出が遅くなる「小寒」の頃である。
厳冬期がこの1ヶ月先にやってくると言うのに、かくなる「冬」を構成する地学的事象の一つ一つが過ぎる毎に「夏」の接近を感じている鮎中毒の爺様なのである。
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