この冬三回目の岩洞湖氷上釣りは対岸に回って第一ワンド。
08:00、天気はいいが陽が高くなると南風が強まると言う予報。
爺様はワンド奥のこの周辺では最も段差がなく楽に降りられる場所から湖面に出る。
近頃の温かさで岸辺は氷が離れ始めていて水面が大きく覗いている。
そこを恐る恐る渡り切れば湖面はひび割れはあるもののまだまだ厚い氷に覆われてはいる。
ワンドの入り口付近まで歩き10発ほど穿孔。
期待したほどの魚探反応はないが、水深11mに釣り座を設けてテントを張る。
08:00仕掛け投入、しかしやっぱりアタリは遠く荒食い時間帯とは言え釣況はごく僅か。
やっとアタリを得ても、ステルスワカサギは鈎掛かりせず数は全く伸びてこない。
こんな状況の中では、爺様の腕では束釣りなどとても難しい。
やがて風が吹き始め、それが次第に強くなる。
陽ざしが強いだけに氷上も融けだし、アンカーが緩みテントがバタつき傾く度に補強する。
それよりも何よりも今朝ほど渡ってきた岸辺の融け具合も気になって仕方がない。
2時間でなんとか0.6束の釣果までもってきた爺様ではあったが、ここで早めの撤収を決断。
水浸しの氷上を怖々歩き、隙間がさらに開き浅い底が見えている部分を渡って岸に揚がった。
この後厳しい冷え込みがない限り、岩洞湖氷上釣りが終わるのは間近であろう。
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