気仙川八日町09:30、周辺の山は霧に巻かれ陽射しなく肌寒い。
風がないのだけは誠にありがたい。
支度をして川に降りるとそこは若干高水の岩盤の流れ。
ロッド:6.5m、水中イト015フロロ、エサは持参のイタドリ虫。
いきなり1投目からヒカリ、続いて一回り大きなヒカリ18センチ。
好調な出足だったが、こんな日は後が続かないものだ。
数日前に見えないマナコで作った細軸小鈎は極めて折れやすく損耗が激しい。
加えて根掛かりや頭上の桜にミチイトが絡むやら餌箱をひっくり返すやらで釣果は増えない。
釣りをしているよりも仕掛けの手直しの時間が遥かに長いなんとも情けない爺様の釣りだ。
トロ瀬でモジリ、水中にキラリとヒラ打つ姿も確認できサカナは居る。
カゲロウの羽化が始まって虫エサには見向きもしない時間帯が続いた。
開始から2時間半、ヒカリ6のヤマメ4となんとかツ抜けは出来た。
少し下流テポドンポイントへ移動してみる。
水の色が悪い・・・、サカナの気配がない。
岩盤淵で粘って1時間、小マメが3匹来たところで本日は早上がりとした。
今年の気仙川、いいのか悪いのか判断できず・・・。