爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

22-03-11 渡り鳥

2022年03月11日 | ウダウダ日記

田圃の積雪が随分少なくなりました。
我が家の庭先でも雪掻きでできた山が僅かに残るだけとなっています。
待望のフクジュソウにもようやく黄色味が見えてきました。
ここ2、3日前から、近隣の田圃からはハクチョウの声が絶え間なく聞こえています。
いよいよ北帰行間近、北へ向かうためのいい風が吹くのを待っているかのような様子です。
家族単位が集結して大編隊を作り、やがて大空高く飛び立ちます。

あの震災から11年目を迎える被災地の様子が報道されております。
北三陸の海辺にあった女房の実家は取り壊されて今は更地。
姑爺様が窓越しに愛し気にいつも眺めていたその場所、万里の長城が如き大防潮堤が造られたためにもう海は見えません。
津波被害を受けた周辺地域は住居を作ることが出来ないため、ただただ草むす更地が広がるのみで、いったい何を守っているのかが解らない大防潮堤です。
未だに見つかっていない人も含めて何人かの親類縁者、今年もコロナ対策のため遠方より黙祷を捧げるだけの我が家でございます。

コメント
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