朝のうち雲間からこぼれていた薄日が閉ざされると、西風に乗って乾いた雪が舞い始めた。
やがて雪雲はその厚さを増し、すっかり暗くなったEHATOVの郷は本格的な雪降りとなった。
真冬日の乾燥粉雪は、片付ける前に凍りついた庭先の固雪の上を被って、たちまち15センチ超。
先ほど買い物から帰ったばかりのクルマの屋根も見る間にこんもり綿帽子。
厳寒が続いている中にあっても、氷上に積もる雪は氷の成長を阻む。
今週中には解禁があるはずの岩洞湖、ズボビチャのアプローチはいただけないから、適当に風が吹いてくれて、雪を吹き飛ばす状況となるのが望ましい訳だが・・・。