夜のうちに雨が降ったらしく、今朝もまた地面が濡れている。
相変わらず里山を取り巻く濃い霧、しかしジメジメした湿気はなく、渡る風がなんとも清々しい。
やがて霧が晴れていくに従い、上空には透き通るような青い空。
そして確かな熱エネルギーに満ちた太陽光が降り注ぐ。
さながら昨日から始まった夏祭りの如く、周辺から湧き上がるようにセミの合奏。
ぐんぐん上昇する水銀柱、北東北にもようやく夏がやってきた。
おそらく週明け頃までには当地域にも梅雨明けが宣言されるだろう。
されど北東北河川の殆んどは高水が癒えず、竿止め状態が続いている。
あと数日待てば川が復活、例年通りの炎天下の釣りができるようになるはず。
待ってろよ・・・、みちのく純情アユ。