フロントガラスにびっしり張り付く氷を掻き落として07:00の出発。
R455外山峠の紅葉はとうに過ぎ、木々の葉がすっかり落ちて早くも冬の佇まい。
朝日に輝く真っ白の霜、風もなくまっすぐ立ち昇る朝げの煙、週末とてたくさんの人影が見えているドーム船などを横目に見て、年寄りを世話するために北リアスの寒村へと向かう。
この日の浜は、今季初めてのアワビの口開け。
夏のウニと冬のアワビは、いわば漁民にとってのボーナスみたいなもの。
今年は昨年を3割近く上回る価格らしく、甥たちは揃って恵比須顔。
その夜は山海の恵みに舌鼓、ついつい酒が進んで21:00には不覚にも夢の中へ。