このところの北東北は、すっかり秋の空気に入れ替わった感じがする。
朝の県境峠は気温13℃、数日前に比べると10度前後も低下している。
既に涼しさを通り越し、草むらの朝露がまるで霜が降りたが如く白く光っていた。
枝先に枯葉が目立つトチの木、色付き縮れ始めたヤマブドウの葉、枯れ上がってきたイタドリ、目いっぱい白い穂を広げたススキ、秋色はそこここに充満していた。
08:00の阿仁川採石場最下段の瀬、高水15センチ、水温は17度台まで低下。
活性低下による難しい釣りを覚悟の上で、足元から優しく放ったオトリ。
その直後、浅い掛かりではあったが意外にもオトリサイズがきた。
そして5分後にはさらに背掛かりが・・・、これなら爆釣じゃぁ、と一人ほくそ笑むオラ。
が、今日の阿仁川、そんな甘いものではおまへんのや。
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