眼下に広がる街の灯は苫小牧か・・・、オラには初めての空路でした。
およそ25年ぶりの北海道、半年ぶりで再会するアユ仲間との語らい、美味い酒と名物の焼き鳥を囲んで、室蘭の夜は更けていきます。
翌早朝は06:00の出発、R36から道央道へ。
鼻をくすぐる登別温泉の香り、樽前山、恵庭岳のいかにも北海道らしい懐かしい景色を車窓に、一路「しのつ湖」へと突っ走ります。
釣り小屋の中の暖かさに汗をかくオラ、腰の痛みにも耐え切れず、たちまち途切れる集中力。
ワカサギの氷上釣り、五感に衰えが来ているオラには、あまりにも難しすぎる繊細な釣りでありました。
さらには寒さ嫌いのオラが、「暖かいよ」と言う忠告を素直に聞かなかったばかりに、北海道まで来てアセモをつくる・・・っちゃ、なんちゅうアホだべ。
一日中照っていてくれた陽射しが西に傾く頃、さらに仲間が加わります。
今夜の宿は「たっぷの湯」。
美味い鍋を囲み、釣り談義は今宵もまた深夜に及びます。
楽しみにしていた入浴(塩化物泉)すら忘れ、あまりに楽しい一夜でありました。