どうやらこの暖かさ、2月いっぱいは続きそう。
本来休眠中のはずの動植物も、超早めのお目覚めとなるのは必至です。
近隣農家が恐れているのは、発芽、開花してからの気象が突然平年並みに戻ってしまうこと。
5月になっても突然の寒さが襲う北東北ですから、この春は農作物の霜害が心配だとのこと。
地域に根ざしたオラの観天望気は、「雪は少なくて寒さだけは平年並」と、希望的観測も込めての予測でしたが、見事に外してしまいました。
消滅するかと思っていたエルニーニョ現象も年を越したことで、このあとは誰しもが望まない「冷夏」に向って、最悪の道筋を辿ることになるかもしれません。
地球的規模で見ますと、北国が暖冬となる一方で厳寒に襲われる南国があったり、大干ばつに見舞われる一方で大洪水に襲われる地域があったりと、当然ながら異常が異常をカバーする現象が多発します。
そんな異常現象を繰り返しながら、経済発展がもたらした負の遺産「温室効果ガス」による地球温暖化は急速に進み、オラたちの暮らしを確実に蝕んでいるんだね。
せめてあと20年・・・、オラが土に還る時まで、優しい自然であって欲しいものよのう・・・。