遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

新蕎麦を打つ

2020-12-12 | 蕎麦の部屋

 10数年前単身赴任していた会津坂下町の蕎麦屋さん「水車」さんに、今年もそば粉を送ってもらいました。

 久しぶりの蕎麦打ちです。

 蕎麦打ち場は遊木民のアトリエの作業台。

道具はすべて遊木民製(蕎麦打ち坂、切り板、駒板、延し棒等)。

蕎麦切り包丁の柄のすげ替え(材はサクラ)もしました。

  香り高い新そば粉です。

 製粉歩留まり50%以下の白いそば粉ですが、香りは十分。

 製粉技術の高さです。

 1回目の水回しで必要量の80%の水を加え、水分を均等に行き渡らせます。

2回目の加水で練り上げます。

 緑がかったきれいな蕎麦玉です。

この色は新ソバの時だけです。

 因みに、畑にある植物状態がソバ、粉はそば粉、打ったのが蕎麦です。

 丸のし、角だしの後は巻き棒を使っての本延し、厚さ1.5mmが目安です。

 たたんで切りに入ります。

切るのは「会津型」と呼ばれる会津地方独特の形をしたそば切り包丁。

重さは約1kg弱あります。

 1.5mm幅で切り終わりです。

蕎麦屋さんは一人前ずつ切り分けていきますが、私はリズムを壊したくないので

最後まで一気に切り進みます。

 最後は乱れて切り幅は広く(2mm)なってしまいました。

年越し蕎麦までに手を戻さないといけません!!!