10数年前単身赴任していた会津坂下町の蕎麦屋さん「水車」さんに、今年もそば粉を送ってもらいました。
久しぶりの蕎麦打ちです。
蕎麦打ち場は遊木民のアトリエの作業台。
道具はすべて遊木民製(蕎麦打ち坂、切り板、駒板、延し棒等)。
蕎麦切り包丁の柄のすげ替え(材はサクラ)もしました。
香り高い新そば粉です。
製粉歩留まり50%以下の白いそば粉ですが、香りは十分。
製粉技術の高さです。
1回目の水回しで必要量の80%の水を加え、水分を均等に行き渡らせます。
2回目の加水で練り上げます。
緑がかったきれいな蕎麦玉です。
この色は新ソバの時だけです。
因みに、畑にある植物状態がソバ、粉はそば粉、打ったのが蕎麦です。
丸のし、角だしの後は巻き棒を使っての本延し、厚さ1.5mmが目安です。
たたんで切りに入ります。
切るのは「会津型」と呼ばれる会津地方独特の形をしたそば切り包丁。
重さは約1kg弱あります。
1.5mm幅で切り終わりです。
蕎麦屋さんは一人前ずつ切り分けていきますが、私はリズムを壊したくないので
最後まで一気に切り進みます。
最後は乱れて切り幅は広く(2mm)なってしまいました。
年越し蕎麦までに手を戻さないといけません!!!