遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

サメガレイの捌き

2008-02-11 | 食品加工(魚介)分室
  土曜日行きつけの魚屋さんにいくと。

  女将が「中途半端に残った魚全部持って行ってよ・・・」だと。

  サメガレイがあったので、深海からの手紙で盛り上がりました。

  サメガレイ   1匹
  カジカ     1
  アイナメ    2
  ツブ貝     1
  ミミイカ    8
  不明の深海魚  2

  全部で1,000円でした。




  サメガレイは皮が剥かれて売られていますので、表皮をご覧になったことはあまり無いでしょう。

  表皮のすごさをご覧頂きます。

  大根を擦りつけると、プラスチックのおろし器など吹っ飛びそうな、見事な大根おろしができます。

これだけ鋭い突起があれば、風船の糸が絡まったならなかなか外れないでしょう。

  手紙がサメガレイの背中にくっついていた理由も納得です。




  
  頭を落とします。






  内臓を取り出し、水洗いします。






  皮を剥ぐのに素手は危険です。

  けがをしす。

  そこでプライヤーの登場でせす。(ペンチでもOKです。)

  プライヤーで皮をつかみ一気に皮を剥ぎます。






  皮を剥ぐと綺麗な身が現れます。

  通常売られているのはこの状態で、「ムキガレイ」などとして店頭に並んでいます。





  今回は塩焼きにしますので、子(玉子)は外し、別に炊くことにしました。

  脂ののった美味しいカレイの塩焼きの準備完了です。

  サメガレイがそのままで、店頭に出回ることは少ないでしょうが、手に入った時は、話の種に是非捌いてみて下さい。