近年、将棋のAIが大いに進歩しましたので、計算という点で、人間はAIの敵ではなくなりました。「AIが人間のプロに勝つ日が来ますか」という質問に対して、嘗て一流のプロは下記のように答えています。
米長邦雄氏 永遠にない
加藤一二三氏 来ない
谷川浩司氏 私が引退してからでしょう
羽生善治氏 2015年
米長さん、加藤さん、谷川さんの予測は見事に外れました。
羽生さんの回答は、その後の展開に近いものでした。
2013年に佐藤慎一四段(プロ)が将棋AI(ポナンザ)に初めて 敗北。
2017年に佐藤天彦名人(プロ)が将棋AI(ポナンザ)に敗北しました。
2020年に渡辺明竜王(プロ)は将棋AI(ポナンザ)と戦い、勝利しましたがAIの強さを認めました。
なお、「AIがプロに勝つ日は永遠にない」と語った米長さんも、引退当時の2012年にAIに敗北しています。
現在、最強と言われるAIは「水匠」ですが、開発者の杉村達也氏によれば、
「水匠」は1秒に6000万手読め、レ-テングは約4300もあり、ポナンザと戦ったら99%勝てるというのです。(「NHK 将棋フォ-カス」より)
プロ棋士のレ-テングは、最低が1200であり、最強の藤井聡太五冠のレ-テングが2175点ですから、AIがいかに強いかがわかります。段位に換算したら20段超になるかも知れません。
因みに、将棋のプロの養成機関の奨励会を経ることなく、プロ編入試験に合格した小山怜央氏も、AIを活用して研鑽を重ねたということです
米長邦雄氏 永遠にない
加藤一二三氏 来ない
谷川浩司氏 私が引退してからでしょう
羽生善治氏 2015年
米長さん、加藤さん、谷川さんの予測は見事に外れました。
羽生さんの回答は、その後の展開に近いものでした。
2013年に佐藤慎一四段(プロ)が将棋AI(ポナンザ)に初めて 敗北。
2017年に佐藤天彦名人(プロ)が将棋AI(ポナンザ)に敗北しました。
2020年に渡辺明竜王(プロ)は将棋AI(ポナンザ)と戦い、勝利しましたがAIの強さを認めました。
なお、「AIがプロに勝つ日は永遠にない」と語った米長さんも、引退当時の2012年にAIに敗北しています。
現在、最強と言われるAIは「水匠」ですが、開発者の杉村達也氏によれば、
「水匠」は1秒に6000万手読め、レ-テングは約4300もあり、ポナンザと戦ったら99%勝てるというのです。(「NHK 将棋フォ-カス」より)
プロ棋士のレ-テングは、最低が1200であり、最強の藤井聡太五冠のレ-テングが2175点ですから、AIがいかに強いかがわかります。段位に換算したら20段超になるかも知れません。
因みに、将棋のプロの養成機関の奨励会を経ることなく、プロ編入試験に合格した小山怜央氏も、AIを活用して研鑽を重ねたということです