yoshのブログ

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「節目」の読み方

2018-03-23 06:02:36 | 文学
3月21日付の某朝刊に、藤井聡太六段の中学校卒業式の記事がありました。その中で藤井六段が、「節目」という漢字を「ふしめ」ではなく、「せつもく」と読んでいた事を知り驚きました。その記事は下記の通りでした。

将棋の中学生棋士の藤井聡太六段(15)は20日、名古屋大学教育学部付属中学校の修了式(卒業式)に参加するにあたり、日本将棋連盟関西本部を通じて、「卒業というひとつの節目に際し、気持ちを新たにさらなる高みを目指していく所存です」とするコメントを発表した。
藤井六段は、四段だった昨年11月に通算50勝目を挙げ、「1局1局積み重ねた結果で、節目(せつもく)の数字となりました」と話した。(後略)

このように「節目」という言葉が2回出てきていますが、藤井六段は50勝目を挙げたときに「節目(せつもく)の数字」と言っています。漢字の「節目」の読み方、「ふしめ」と「せつもく」について調べたところ、辞書により見解は異なっていますが、「物事のくぎり」と言う意味で使うなら、「ふしめ」も「せつもく」もどちらを使っても構わないようです。

それにしても、中学生の藤井六段が、「節目」を「せつもく」と言っていたことに驚きます。何しろ「僥倖」とか「望外の喜び」という言葉を普通に使う中学生ですから。

コメント (1)
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