水馬は難読漢字ですが、「あめんぼ」と読みます。アメンボは足を広げて水面を器用に泳ぐ昆虫で、嘗ては池や小川でよく見ることができました。また、あめんぼは「盛夏」の季語です。
さて、水馬(すいば)は、馬に乗って川を渡るもので、江戸幕府の年中行事の一つでした。馬川渡、馬渡ともいわれました。6,7月頃、田安、一橋、清水家のご三卿付きの家士が出動して、馬に乗ったまま隅田川を対岸まで渡りました。熟達者は甲冑を着て渡ったそうです。八代将軍、徳川吉宗も上覧しました。なお、会津藩の藩校、日新館には水練水馬池がありましたし、旧日本軍の騎兵科でも、水馬訓練が行われたということです。
さて、水馬(すいば)は、馬に乗って川を渡るもので、江戸幕府の年中行事の一つでした。馬川渡、馬渡ともいわれました。6,7月頃、田安、一橋、清水家のご三卿付きの家士が出動して、馬に乗ったまま隅田川を対岸まで渡りました。熟達者は甲冑を着て渡ったそうです。八代将軍、徳川吉宗も上覧しました。なお、会津藩の藩校、日新館には水練水馬池がありましたし、旧日本軍の騎兵科でも、水馬訓練が行われたということです。