yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

わからずや

2013-03-21 06:24:11 | 文化
私個人の一方的な思いこみがあるかも知れませんが、世間には、様々な「わからずや」がいます。
例えば文書作成に関して言うと、今や、文書はワード・エクセルで作るのが多数派というのが私の認識です。ワードで作った文書を提出したのに、「400字詰めの原稿用紙に書かないといけない」と要求してくる人は、私から見ると「わからずや」に思えます。
収支報告書: 世間一般の団体の催しや活動などにおいて、収支報告は、(会計監査報告書)や領収書類を含めて、関係者に公開、周知するべきであるというのが私の常識です。
ある団体においては、それを「やらない」、「やれない」と言って平然としているような人がいると聞き、私にはそれは、社会常識のない「わからずや」がいる団体に見えます。
また、ある団体では、色々な文書を作っています。どんなに一生懸命にやっても文書の中に間違いをおかすことが結構多いのではないでしょうか。担当者の周囲の経験を積んだ人が校正を手伝ってあげると提案しても、「大丈夫」と言って受け付けない担当者がいます。蓋をあけてみると間違いだらけです。結局はその本人が恥を掻いて、やり直すことになるそうです。周囲の人のアドバイスを聞く謙虚さをなくしては進歩が止まってしまいます。こうした担当者は「わからずや」だと思います。私も、つい、これと同じような失敗をやっているかも知れません。
ある団体では、独自の数式を会の運営に利用しています。たまたま私は、この数式の根本となっている論理がおかしいと感じましたので、おかしいと思う根拠を添えて提示しました。これに反論できないのに、やり方を変えない人は、私には「わからずや」に思えます。こういう人に、さらに迫ると「昔からこれでやっているからいい」とか「提言の意味がわからない」というような訳のわからないことを言うのです。さらに私が追求すると、こういう人は自分の頭で考えることを止めて(思考停止状態)沈黙してしまいます。私から見ると救いようがないと思えます。
 この種類の「わからずや」は、結構、最高学府を卒業した優秀な人にいるのです。きっと、色々言われるのが嫌なだけなのでしょう。

 「わからずや」を分類してみると、次のようになります。
1. 新しい手法を理由もなく拒否して、古い手法を墨守するタイプ
2. 社会常識を無視する唯我独尊タイプ
3. 他人のアドバイスを聞くことができない、非謙虚で度量のないタイプ
4. 合理的プロセスを意味もなく受け入れない非論理タイプ(がんこ親爺)
上記のような人を私の周囲にはよく見かけますが、読者の皆様の周りにもいらっしゃるのではありませんか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする