yoshのブログ

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電力王 福沢桃介

2013-03-15 06:10:28 | 科学
「電力王」と言われた福沢桃介は、明治元年(1868年)に、現在の埼玉県比企郡吉見町荒子の岩崎家に生まれました。そして明治7年に川越に移り住みました。桃介は幼い頃から聡明で、慶応義塾に進学し、後に福沢諭吉の次女「房」と結婚して福沢姓を名乗りました。その後、明治20年には米国に留学し、帰国後は財界で活躍しました。
桃介は木曽川水源開発を始め、中部地方から関西を中心に多くの水力発電を開発しましたので「電力王」と呼ばれました。昭和13年に渋谷の自宅で70歳の生涯を閉じています。
昭和60年のNHKの大河ドラマ「春の波濤」は福沢桃介を題材にしており、風間杜夫さんが桃介を演じました。実際の福沢桃介もなかなかの好男子であったそうで、風間杜夫さんははまり役だったのではないでしょうか。この大河ドラマには他に、松坂慶子さん(川上貞奴役)、中村雅俊さん(川上音二郎役)、壇ふみさん(福沢房役)が出演していましたが、水力発電所の建設に没頭した桃介が、リアルに表現されていました。

  渡部英二 「福沢桃介の生涯」電気学会誌 Vol.132, No.12 

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