yoshのブログ

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東照公遺訓

2012-06-29 05:57:33 | 文学
徳川家康公の遺訓を紹介します。

人の一生は 重荷を負うて
遠き道をゆくが如し いそぐべからず
不自由を常と思へば不足なし
心に望み起こらば
困窮したる時を思ひ出だすべし
堪忍は 無事長久の基(もとゐ)
怒りは敵とおもへ
勝つ事ばかり知りて
まくる事をしらざれば
害其の身にいたる
おのれを責めて 人をせむるな
及ばざるは 過ぎたるにまされり

江戸三百年の太平の世の基を築いた東照神君・家康公の言葉には、今の世にも通ずる重みがあります。

私は「不自由を常と思えば不足なし」以下の言葉に、とりわけ感銘を受けました。
コメント
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