メタンハイドレートは俗に「燃える氷」と呼ばれている物質です。日本近海の海底にも豊富にあります。メタン分子とそれを取り囲む水分子から構成されています。分子式はCH4・5.75H2O(メタン分子の周りに23個の水分子がありますが、水分子は4個のメタン分子が共有しています。)燃やしてもガソリンの半分しか炭酸ガスが出ないので、環境にやさしい燃料と言えます。メタンハイドレートは日本近海に多くあり、埋蔵量は天然ガス換算で約7.35兆立方メートルといわれ、日本が消費するエネルギー源として約96年分もあるということです。将来、枯渇すると想定されている石油に替わるエネルギー源として非常に期待されます。 海底約1000メートルもの深さにあるので、効率良く低コストで採取することがこれからの課題ですが、この方面の研究開発も精力的に進められているということです。また、この採掘技術を提供することを条件にして、海外の資源開発に参入することも可能と言われています。技術立国、日本に相応しい事業ではないかと期待され、うまくいけば、将来、日本が資源大国になることも夢ではありません。
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