ヤッパウミハイイヨネ

川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

2ビート

2006-09-03 17:13:32 | スイム話
 2ビートの話題になると、「右手、右足だよね?」「えっ?右手、左足でしょ?」なんてことありませんか?
 私も前者「右手、右足」のナンバ歩きになってたのですが、TIで2ビートを習った結果、言い方が微妙なんだと思った。
 つまり、右手が何してる時、右足何するの?って事。
 前者も後者も見た目は大して変わらないのだ、何故だろう。前者の場合、右手入水の時に右足ダウンキック。TIは後者だが、右手入水、左アップキック。つまり、右足はダウンになってるわけだが、意識をするのは、左足。左がダウンキックを始めるのが、右手入水前。よって、左足ダウンの時、左手はまだ、入水グライドしているのだ。ここだけ見ると、なんだ同じかぁ、・・・・いいや、ぜんぜん違う。
 キックの役割意識の違いがある。
「右手、右足」体重を右側に移し、右手入水に右足で加速する。
「右手、左足」これから、右手を入水しようとする時に、下になってる左足ではずみをつけ左足アップさせる事で腰を回転させ、入水する右手にいっきに体重を持って行く。TIで言う「対角線のちから」うしろから、押し出される様なキックだ。
 結局泳ぎ手が、何を何処でどう言うふうに意識するかで、2ビートの感覚は変わると言える。
 例えば、2軸とローリング。2軸と言えども、見れば多少はローリングしている。言い換えれば、浅いローリング。しかし、注目ポイントが違うので、泳ぎが違う、と言う事になる。
 どちらを選ぶにしても、何故そうなのか?を理解し、クロールのどの部分にポイントを置いているのか、いつ・どこ・なに?といった、細かい分析を自分の体で感じる事が重要だと思う。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする