いつも、旅が終わって1週間ほどしてから旅の記録の整理にかかるのですが、今回は少し書き出しのペースが遅くて、昨日ようやく脱稿というのか、一通り今回の東北の春訪ね旅30日分の記録の整理が終わりました。その所為もあってブログの方は少し休ませて頂きました。というのも、今月末から北海道への旅を考えていますので、その出発前までにはどうしても終わらせておこうと思ったからでした。
今回の旅は今までと違って、桜見物や自然探索というような観光的なものではなく、旅先の地元の様子を知ろうという視点で日々を過ごしたことが特長だったと思います。地元の様子というのは、その土地々々の歴史や文化を知るという様なことです。これはあまり堅苦しく、つまりは学術的に探求するような姿勢ですと、直ぐに億劫になること必定ですが、私どもの場合は、かなりラフな考え方でいますので意外とこれからも続けられるような気がします。ま、野次馬みたいなものです。
今回は「へのへのの旅」の下見などといって、一戸から九戸、そして遠野というそれぞれの地元を対象の旅でしたが、いろいろと違いがあって、なかなか面白いものでした。南部三郎光行いう祖先は同じでも、枝分かれした子孫はお互いの主張の違いなどから、戦を繰り返し、幾つもの悲劇を生み出しているような気がしました。
また、春を訪ねたのですが、これは存分に味わったと思います。奥入瀬や十和田の森、横浜の菜の花、その他どこへ行っても新緑は大地を覆って、生き物たち春の喜びを歌っていました。春というのは、私の心の中のイメージとしては、北の山国の中にふんだんにあるような気がします。これからも毎年北国の春を満喫したいと思っています。
記録の方は、400字詰め原稿用紙で220枚ほどの分量でしたが、これを製本すると70ページ強の冊子となります。これからその製作に入り、それが終われば、北海道の旅くらしの準備に入ります。明日から、ブログの方も書き続けて行く考えです。
船ですか?。