山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

西海道&西国の旅の記録から(その3 )

2024-07-10 19:59:41 | くるま旅くらしの話

<旅の初日は  ~ 今日はどこまで行けるやら>

 九州へ行くのにどのような道を行けばいいのかは様々なコースが考えられますが、大別すれば、関東エリアから福岡に行くのなら、①東海道から大阪を経て山陽道もしくは中国道を経て九州道に入る ②は、中央道から名古屋を経由して①のコースを選ぶ ③は、北関東道や上信越道を経由して北陸道や若狭舞鶴道などを使って関西エリアに出て、その後は①のコースを選ぶ。この3コースとなるのではないかと思います。私の場合は、関東の茨城県南部に住んでいるので、西に向かう時は、極力大都市の東京を通過するのを避けたいという気持ちがあり、急がない時には、③のコースを選ぶことが多いのです。

 今回は北関東道から上信越道経由で北陸道に入り、敦賀の先で一般道に入って、そこからは若狭エリアから京都の福知山を経由して、播但道を通って姫路に出て、兵庫県の播磨高原と岡山県倉敷在住の知人宅を訪れた後、山陽道経由で福岡に向かうコースを考えました。

 初日にどこまで行けるかは走ってみないと判らないというのが正直なところなのです。一応の計画では、北陸道に入って、どこかのSAで1泊しようと考えました。というのも私の車は1ナンバーの中型車扱いで、通行料が少し高いので、夜間0時から1時を経過すると普通車並みの扱いとなるので、長距離の高速道利用の場合は、途中で泊る必要があると考えているからなのです。計画では、途中北陸道の名立谷浜SAで給油して、遅くなった時はそこに泊るか、もう一つ足を延ばして有磯海SAに泊ろうと考えています。

 旅の間には、毎日一つくらいの楽しみを作っておくことが大事なのだと考えているのですが、その楽しみの多くは大体食べることが中心となるようです。特に高速道の場合は、SAで何か美味いものにありつくことが重要なのです。ということで、今回の初日の楽しみは、横川SAで名物の釜めしを食べることでした。横川の釜めしは、元々JR横川駅の駅弁として名を馳せていたのですが、現在はドライブインやSAで販売されています。一時味が落ちたように感じたこともあったのですが、2~3年前に横川SAで食べた時は、十二分に満足した覚えがあり、今回は是非昼ご飯にしようと考え、出発もそれに合わせて決めたのでした。

 今回は初めて桜川筑西ICから北関東道に入りました。順調に走って、横川SAに着いたのは13時少し前でした。早速売店に行って釜めしを買い入れました。それから1時間ほどかけてじっくり味わい休憩しました。今日は天気も上々で少し暑いくらいです。この頃はだんだんと日が長くなって来て、暗くなるのが遅くなって来ているので、考えているよりも少し先に行けるかもしれないという予感が芽生えました。

 横川SAを出発した後は、小布施のハイウエイオアシスで大休止しようと走ったのですが、小布施に着いてオアシスの場所に行って見ようとすると、入口が曖昧な感じでためらっている内にパスする結果となってしまいました。ここは上りと下りとでは案内の扱いが異なるのかなと不信感を抱きました。そんなことに構っていても仕方ないので、そのまま走り続けて上越JCTから北陸道に入り、間もなく名立谷浜SAに着きました。ここで給油です。私の車はガソリン車で1L当りたった8㎞程度しか走らないので、満タンにしても500㎞走るのが難しいくらいなのです。高速道での給油価格はべらぼうに高いので、なるべく給油はしたくないのですが、何しろ泊らないとダメなので、一般道に降りるわけには行かないのです。36L給油して7千円もふんだくられてしまいました。高速道での給油は200円/Lを超える所もあり、これはどう考えても納得ゆかないのですが、何処の誰に改善を求めたらいいのかが不明なのです。多くの皆さんも私と同感ではないかと思います。ま、これで九州までは無理としても岡山県の知人宅までは大丈夫でしょう。

 直ぐに出発したのですが、まだまだ日は高く、この分だと有磯海SAの先まで行けそうだと思いました。有磯海SAを通過して富山市内を通過する頃になって少し夕暮れがやって来るのを感じました。それでもまだかなり明るいので、思い切って金沢を通過して尼御前SAまで行ってしまおうかとも考えたのですが、いや、待てよ、そんなに急ぐ旅でもないのに無理をすることもあるまいと思い止まり、結局小矢部川SAまで行って、今日はそこに泊ることにしました。予定よりもかなり先に行けたので満足して、暗くなるのを待って眠りに就いたのでした。ここまでの走行距離は527㎞でした。

*旅立ちの前の心の浮き立ちは傘寿(さんじゅ)過ぎてもなお鎮(しず)まらず

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