山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

07北海道の旅: 第36日

2007-08-06 06:07:54 | くるま旅くらしの話
台風が去って、晴れの朝を迎えた。雲が高いので、見晴らしも良さそうだろうと、中標津の開陽台へ行こうかなと思ったのだったが、8時を過ぎると雲が厚くなって、最早その気はなくなってしまった。今日も本読みと昼寝の入交ざったグータラの一日となった。ブログに書くほどのこともない。ヒマなので、カラスのことでも書こう。別海町のこのエリアにはカラスが多い。朝から晩まで、憎たらしい声で騒ぎ続けている。カラスを可愛いなどと感じる人もいるようだが、カラスの赤ちゃんを含めて、彼ら一族を可愛いいなどと思ったことは一度もない。とにかくいろいろな悪声をガナリ立てて、心の平安を乱す悪鳥としか思えないのだ。別海には牧場が多いので、カラスはもしかしたら牛の数よりも多いのかも知れない。つまりは11万羽を超えるということか。夕方になると体育館の屋根やグランドが真っ黒になるほどのカラスが集まって、何やら集会を開いて騒いでいる。この連中はともかく、キャンプ場付近に住み着いて、朝晩騒いでいる奴を懲らしめてやろうと、ゴム銃を作った。最早小石など投げてもカラスには届かず、アホ~とバカにされるだけなので、昔の悪ガキに戻ってゴム銃を作り、それでカラス共を追い払ってやろうと、半分本気になって取り組んだ次第。Y字形の木を探して来て削り、それに輪ゴムを束ねて取り付け、玉を抑える布を取り付けて完成。勿論これを使う時は、流れ玉が悪さをしないように、状況判断に注意する必要がある。それに万が一カラスに当たっても、カラスを殺傷するほどの威力の無いように、玉はエゾマツの小さな実を使うことにした。要するに目的はカラスの傍若無人の振る舞いを反省させることにある。さて、武器が完成して、カラス共を探したのだが、何とこれが近くには1羽もいないのだ。先ほどまで騒いでいたのに、今は静かになっている。まるで自分がゴム銃を作るの見張っていたかの様である。何だいこれは。肩すかしを食らった様な感じだ。一応目的は達成されているので、それは良いのだが、何だか又々カラス共にアホ~とやられた様な気がして、とうもスッキリしない。勝負は彼らが油断をし始めた頃からが本番になるのだろう。そんなふうに思っている。真に以てお粗末にしてバカバカしい、ジジイの暮らしぶりである。これでも、明日又元気が出てくるのである。守谷の家に戻っては、この様なバカバカしい暮らしは決して出来ないのである。君、蔑笑することナカレ。
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