ど根性 やがて必ず 花は咲く
二面性? どちらがホント この姿
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散歩をしていたら、強烈な大根さんに出会って思わず足を止めシャッターを切らせてもらった。採り残された大根が花を咲かせていたのだが、何とこの大根は根をむき出しにしていた。しかも同じくらいの太さの四本の脚が絡み合っているのである。そしてその上に楚々たる白い花を咲かせていた。
何年か前の旅で、兵庫県は相生市の道の駅でど根性大根の話を聞いたことがある。こぼれていた大根の種がアスファルト舗装された道路を押し割って成長したという感激の美談が新聞に取り上げられ、その大根は大ちゃんと名付けられ、バイオ技術で二世も生みだされているとか。道の駅にはそれにあやかった「ど根性」という酒も売られており、買ったのを覚えている。
この大根が大ちゃんほどの逞しさがあるのかどうか判らないけど、太った脚が四本もあるのだから、引けを取らないかもしれない。もしかしたら、コンクリィトでも破ってしまうかも。
植物には不思議な力がある。それにしても脚に比べて、この涼しい花を咲かせている姿は驚きである。すずしろ(清白とも書く)というのは大根の別名だけど、それは白く清らかな根のイメージから呼ばれたものであろう。だけどこの大根を見る限りでは、脚の方は清白ではない。それでも花の方は紛れもなくすずしろだなと思った。
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