山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

思考停止からの脱却

2009-03-28 01:42:25 | 宵宵妄話

毎年3月は思考停止となる日が多発することもあって、ブログには古い旅の記録を持ち出して、写真を多用しながら紹介をさせていただきました。その3月も間もなく終わろうとしています。桜の開花も報じられて、次第に本格的な春が近づいてくるのが実感できる季節となりました。花ならぬ鼻の方は相変わらず薬無しでは正常に機能しない状態が続いていますが、幾らなんでも何時までも思考停止を続けているわけにも行かず、とにかく2005年の春の東北行の掲載が終わりましたので、話題を換えて思考停止からの脱却を図りたいと思っています。

我が家の裏庭に作った小さな野草園では、今月に入って間もなくニリンソウが芽を出し、その後間もなくして春ラン(昨日掲載)が花を咲かせ、カタクリが芽を出し、キクザキイチゲやイカリ草も芽を出し柔らかい小さな葉を広げています。去年アケビのために作った棚に、半分ほど絡みついたまま枯れたようになっていたアケビの蔓からも小さな緑の葉が存在を主張しています。去年花を咲かせてくれた雪割草は、今年はどうなのか少し心配していましたが、たくさんの蕾を膨らませて笑っていました。今朝覗いたら、ショウジョウバカマが愛らしい花を咲かせてくれていました。

この季節になると、私はこれらの小さな生命の芽生えに元気づけられて思考停止からの脱却を図ることができるのです。

<野草園の芽吹き>(3.26.2009)

      

ニリンソウ(二輪草) 今年は2月の半ば頃から芽を出し始めたが、花の方は未だ蕾も見えない。このところの寒さで、咲かせるのをためらっているようだ。

   

カタクリ(片栗)とキクザキイチゲ(菊咲き一華) 中央右手の一枚葉がカタクリ。カタクリは去年も花を咲かせてくれたので、今年も大丈夫だと思う。イチゲにも蕾が見えたので、二、三輪は花を咲かせてくれるかもしれない。

   

ノカンゾウ(野萱草) 丁度今が食べごろかも。茹でて酢の物などで春を味わうことが出来るらしい。未だ食べたことは無い。去年は、夏近くに大きな橙色の花を咲かせてくれた。

   

イカリソウ(碇草) 我が家の野草園には三種類のイカリソウが植えてあるけど、これは数年前に秋田の峰浜の道の駅で買求めた、普通のイカリ草である。

         

シラネアオイ(白根葵) 薄紫の花の姿を早く見たいものだと心待ちしている。野に咲くシラネアオイはこの世で最も美しい花の一つだと思っている。日本固有の花。

   

ユキワリソウ(雪割草) 何年か前、佐渡の帰りに越後の米山の道の駅で買ったもの。当時は小さな株だったが、今では三周りほど大きくなったような気がする。もうたくさんの蕾をつけている。早よう、咲け!

   

アケビの芽と蕾 このアケビは、喜多方の春ランに紛れてやって来たもの。昨年は棚を作ったのだが、その半分も満たしてくれなかった。今年は棚を一杯にしてくれることと、出来たら実をつけて欲しい。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 旅の記録から:2005年東... | トップ | WBC日本優勝に思う »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

宵宵妄話」カテゴリの最新記事