山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

07北海道の旅: 第21日

2007-07-22 10:21:03 | くるま旅くらしの話
今日も終日、此処自然の村でのんびり過ごすつもり。天気は曇りで、朝方は少し雨が落ちてきたが、大したことはなく、その後は曇り空が続いた。このところ、歩き不足なので、今日は白金温泉まで歩いて往復するつもりでいる。後片付けの後出発。森の中にある広大な牧場の脇の舗装道路を、山や沿道の野草、蝶などの写真を撮りながら2kmほど歩く。熊出没注意の看板があちこちにあるので、念のため鈴を鳴らしながら行ったのだが、突然近くの藪の中で、ガサッと言う音がしたので驚く。相棒は滝の音の様な音が聞こえたと言う。まさか熊ではあるまい、鹿ではないか、などと勝手に判断して、そのまま歩き続けて、白金温泉の丘の上にある十勝岳火山砂防情報センターに到着。此処は活火山十勝岳の防災の情報基地で、この近辺の防災への取り組みの様子などが解るようになっている。その中に入って行くと、事務所の方が親切に対応して下さった。その話の中で、熊のことが話題となり、何とこのセンターの直ぐそばで、小熊を見かけたり、唸り声を聞いたりしているという。先ほど通って来た道にも、最近熊の糞があったと言う。先ほどの藪の音の話をしたら、多分50%以上の確率で、それは熊だったのではないかと言われて、相棒はゾッとした顔になっていた。鈴を鳴らしていても、熊君の機嫌が悪ければ、問答無用なのかも知れない。こうなると、同じ道を戻る勇気はなく、相棒は散歩どころの候ではなく、早くもどうやって帰るかが問題となった。一人で行って、車で迎えに来て欲しいなどという提案もあったが、あまりに一方的なので呆れ返ってしまった。結局、昨日訪問した白金キャンプ場の管理者の方にお願いして、車で上まで送って頂くことにしようということになった。事情を話してお願いすると、快く引き受けて下さった。助ける神ありである。ありがとうございました。どうやってような訳で、散歩はとんだ熊騒動とは相成った次第である。いやはや、この地では、我々の散歩はその限界を超えていたようだった。昼食の後は、昨日と同じ様なパターンの後半の時間の過ごし方で夜を迎えた。今日の主な出来事は熊騒動だけ。走行距離は0。歩数は10483歩だけ。
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