村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

無作の美

2011-03-28 23:27:45 | お勉強
写真は香り姫という名の椿

今日は
四カ月振りのお茶碗研究会
S先生は今年の三月で卒寿になられた
目出度い
嬉しい
床には小倉遊亀の自画賛が掛る

「もものはな」と賛があり
小さい桃花の絵が
紅色に染めた紙に書いてある
103歳遊亀

小倉遊亀は
1895年3月1日滋賀県の生まれ
2000年7月23日105歳鎌倉で没す
安田靫彦に師事 日本を代表する女流画家である

103歳に書いたという
その軸は無邪気で華やかだ
有難く
拝見した

今日の勉強は
刷毛目と粉引
高麗から李朝時代と長い間高麗茶碗が日本に渡り
茶人たちはそれを茶の湯につかっているが
初めは見立てであったようだ
古雲鶴、狂言袴、古三島、古刷毛目、粉引と
堅手、井戸

高麗茶碗はいい
媚びていない
無作の美がある
昨今はとても高価で
わが手には到底無理・・・



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コメント
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