村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

江戸人は上野をさして

2024-04-03 20:56:05 | 村雨庵 稽古 

江戸人は上野をさして春の山 子規

今日は
月に一度の小熊の花月

廻り炭と濃茶付花月
午前と午後の斑
それぞれ一回ずつ

《廻り炭之式》
無学宗衍
ムガク ソウエン
江戸後期の臨済宗の僧。大徳寺三百七十八世。
無学は字、宗衍は諱、
把不住軒と号する。
玉林院の龍門宗禹の法を嗣ぎ、
のち明和4年大徳寺に出世。
後桜町天皇より至聖大妙禅師の勅号を賜る。
寛政3年(1791)寂、71才。

その無学の廻り炭の偈頌ゲジュは
端的底看聻
タンテキテイニミヨニイ

炭をつぐことの極意
どうやって炭を置けば
最も火がおこりやすく
無駄がないか
湯の沸く時間
みかたや置き方を修練する
一人一人の炭のつぎ方を拝見して
その風情や変化を学ぶもの
無理なはさみかたをして
炉壇を傷つけたり
次の人が炭をあげるのに
困るような置き方をしては極意とは言えない

炉の時のみの廻り炭
思ったより時間がかからなかった
時間があったので
濃茶付花月
みんな
だんだん慣れてきたかな

写真は花月を時お部屋をお借りしてる
クマ小さんちのリビング

八角の吹き抜けの窓辺が
お洒落だ

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