村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

枇杷の花

2013-12-09 23:45:42 | お勉強
枇杷の花 鳥もすさめず日くれたり 蕪村

すさめず とは 「愛さない」とでも言う意味か
枇杷はバラ科である
塀越しに枇杷の花が咲いていた
紫兎先生がお好きな花でもある
不白流だったか
炉開きには枇杷の花を入れると聞いた
枇杷には火除けの意味があり 
利休や不白もつかっていたそうだ

午前中は鍼治療と整形外科へ行く
病気になるとお金が掛って大変ねと山に言われたが
朝のうちにはカチカチだった筋肉が癒されて柔らかくなり
整形では自転車のようなものを漕いで力をつけている
エステやスポーツクラブに行っていると思えば
楽しいではないか




午後は月に一度の○○研究会
先月は休みだったので久しぶりだ
先生から教えて頂く事を理解して記憶する
簡単そうだが年を重ねると何度聞いても忘れる
前に申し上げて用にと先生はおっしゃるが
初めてうかがいます 見た事もありません
その日は休んだかも知れません と
すげない返事 誰もが記憶のかけらもない
そのうちお話しを聞いているうちに
ああ習ったことあります ノートに書いてありました
人の記憶は不確かだ

今日は初めてのお話し 
今の所はわかったような気がしたが
来月には忘れているだろう
ザルで水を組んでもこぼれる
こぼれるがザルで汲む
こぼれるがザルでも少しは残る
そうしてホンの僅かでも続ければ残るのだと
先生はおっしゃる
休まずに続ける事 
先生はおっしゃった
ザルでも 頑張ろうっと・・・


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