村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

表参道の善光寺花まつり茶会

2012-04-01 23:10:32 | 茶事 茶会 
第二十六回 花まつり茶会
表参道の善光寺
アイさんのお誘いで茶会へ行く
少々寒めではあるが春の日差しは明るく
茶会へ向かう着物姿の後ろ姿を明るく照らす
帰り際に茶会でご一緒した方々を山門で撮ったもの



茶席は四席
濃茶席は武者小路千家
薄茶席は江戸千家と志野流と
尼様のお席は大茶盛


濃茶席は
待合 柴田是真の短冊
本席の軸は 大徳寺185世
玉舟宗パン筆
正法眼蔵
香合は辻堂 花まつりの花御堂に見立てたとう席主
花入は時代の経筒 花は唐木蓮だったか 白花
茶入はたっぷりした なで肩
薩摩で「弥勒」という小堀遠州の箱があり
外箱は小堀宗慶
香合は辻堂
棚は台目の棚お好みだろうか
釜は芦屋 透木
炉縁は生地に菊桐蒔絵
茶碗は
深めの光悦風の赤楽
当代の楽吉左衛門作で 
銘は「咲望」でショウボウと読むと伺う
次の茶碗は御本三島 私はこの茶碗で嬉しく頂いた
茶杓は慶首座
利休茶杓の下削りをしたと言われている 
覚々斎の筒 箱は・・・ 誰だったか
水指は備前の釣り鐘型 
建水は鉄鉢
菓子は 虎屋
見応えあり、この席で満足
アイさんと私は整理券の都合で三席目だったが
他の方たちは二席目に入った
その二席目のご正客は武者小路の若宗匠で猶の事
良いお席であったようだ
鐘楼の横の桜の木たちは
間もなく開花の兆し
近寄れば煽ぐ桜の枝に
淡く桜色の蕾が見ゆる
その花の開くを思い描きつ門を出でた

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