村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

一日が短い

2010-09-24 23:21:22 | 茶の事
一日が短い
今日の朝は
通勤の人たちと同じ電車に乗る
着物を着て花の包みを持っているので
何となくおじゃまだから
女性専用の電車に乗るが座れない
途中からようやく座れた 座ったとたんにすぐ眠る

今日の点前は
真の炭と真の行台子と大円真だが
私めは膝が悪く点前も客もしないから
気が楽ではある
稽古場ではすでに会員の面々はお揃いで
持って行った花を当番に渡す
今年は特に花が無いとはいうものの
花溜には花がたくさん入っているではないか

昨夜 どしゃぶりの雨の中私めは
芙蓉とムクゲを切ったのだ
その時咲いているものではなく
明日頃咲きそうな蕾を取るのだが
雨だし暗いので蕾なのか何のか見えない
数をとればその中にちょうど良いのは有るだろうと
びしょ濡れになりながら質より量で何本かを切った


今日の花は真だ
花溜の中に花は多いが
結局持って行ったムクゲも咲かず
芙蓉は水揚げは良く出来たが花の開き方が悪い
本来なら秋明菊とかムクゲとかが真の花として相応しい
そして色は薄い色 白い方が良い
都合良く咲いている花はなかった
やむをえず先生は花溜にあるものいけられた
完成した花を拝見すると 凛として
真の花に相応しい 
ところが写真に撮ると
後ろの水引も本当は直立しているのに写真では傾いてしまっている
私めの撮り方悪く 立体感が出なかったようだ 残念
掛軸は関
花入は古銅象耳 

花溜の残りの花は水屋に置いてはいけない
水屋以外の土間などに置いておくものだ と伺った
知らなかった
これからは わが家には土間はないのでお風呂場へでも置こう

帰りは夕方 
通勤ラッシュに合わないように
四時半には電車に乗った

今日の金曜の夜 月に一度の文の会
バイ様が夜にお越しになる日だ
見えるなり今度の茶会の薄茶席の軸を掛ける
烏丸光栄カラスマミツヒデの詠草なのだが
読み下しをバイ様確認して頂く
何回か茶会や茶事で掛けたので確か読めるはずなのだが
一人ではなんとなく自信が無い 
やはり読んでみるとバイ様から間違いを指摘される
何事もチェック機関が必要だ
そんなこんなの時間が過ぎ 肝心の文の会は佐々木導誉のところを急ぎ音読して終わる
駅までお送りし 間もなく今日は終わる
あっと言う間に過ぎた一日
今日も一日が短い



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