村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

極楽の近道

2024-01-24 22:44:22 | 短歌・俳句の事

極楽の近道いくつ寒念仏 蕪村

寒念仏とは
僧が寒の30日間、
明け方に山野に出て
声高く念仏を唱えること。
のちには俗人も寒夜、
鉦カネを打ちたたいて念仏を唱え、
家々の門前で報謝を請い歩いた。

今日は水曜稽古
寒い寒い
掛けものは松雲老師

松雲とは宗般玄芳のこと
宗般玄芳
ソウハンゲンホウ
1848-1922
江戸最末期から明治・大正にかけての臨済宗の僧。
加賀小松の人。
安政3年〈1856〉、9歳にして出家した。
その後、各地の宗匠を叩門遊歴、
明治13年のころ、
山城八幡の円福寺の
伽山全楞カサゼンロウ
(大徳寺第482世)に参禅、
同26年、法を嗣いで大徳寺第486世に出世。
一時、熊本の見性寺に住して、見性を姓とする。
同31年に円福寺に転じ、
松雲を号し、
諸堂を改修、
寺観を一新した。
同41年から大徳寺派管長を三期つとめ、
大正11年〈1922〉示寂。
平素より書に親しみ、和歌も能くし、
歌集『毒華集』を遺している。
「今一休」「今西行」ともよばれた。

写真は
従姉のガゼータさんが
ラインで送ってきた本郷の壺屋

ラインの文章は
「今年に入り初めての町歩きをしてきました。
目的は本郷三丁目の壺屋で最中を買うことです。
古い店でした。
おいしい最中でした。
本郷通りを東大まで歩き、
通りに沿って建っている
貴重な看板建築を眺めましたが、
あと何年保つか。」

四百年の歴史があるとの老舗
探すと何しろ最中が有名で、
オンラインショッピングもある
食べてみたいね

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鶯の逢ふて帰るや | トップ | 勅なれば »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

短歌・俳句の事」カテゴリの最新記事