村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

紀貫之キノツラユキをまず知ろう

2016-08-09 23:22:22 | お勉強
暑い日だった
この暑さで
また出かけるのもつらい
朝寝坊して昼寝

紀貫之は
平安時代前期から中期の歌人、貴族
土佐日記の作者
古今和歌集編纂のひとり
三十六歌仙のひとりでもあるが
古筆としても
まず第一のひとだ

古筆とは
平安時代から鎌倉時代にかけて
書かれた和様書道のすぐれた筆跡をいう


東京美術倶楽部の美術手帳によると
古筆略年表に

紀貫之868-946
 寸松庵色紙
 桂万葉
 名家集切
 高野切
 亀山院古今集
が載っている

貫之とされていても
実際は誰々だろうと
言われているものもある
本人が生きていない時代でも
貫之とされる場合もある
古筆の筆者はブランドなのだと
私は理解している

古筆は書のことだから
勉強すると勿論書道がわかる
おまけに和歌や歴史もわかる
いにしえの人物に思いをはせ
何より
美しい文字に感動する
そんな
自分を知るのだ




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