村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

あしびきの

2020-02-16 23:17:12 | 短歌・俳句の事
百人一首 歌番号③

あしびきの
山鳥ヤマドリの尾の
しだり尾の
長々し夜を
ひとりかも寝む

柿本人麿
『拾遺集シュウイシュウより』

拾遺和歌集とは
シュウイワカシュウ
「三代集サンダイシュウ」の一つ
古今和歌集コキンワカシュウ・
後撰和歌集ゴセンワカシュウ・
拾遺和歌集シュウイワカシュウ

第三番目の勅撰和歌集チョクセンワカシュウである
二つの勅撰集と違い、
和歌所ワカドコロが置かれなかったという

前にF先生から
拾遺抄シュウイショウと
拾遺集シュウイシュウのお話しを
伺った事があった

二つの勅撰集に
漏れた秀歌を
拾い集める
という意味の「拾遺シュウイ」

藤原公任フジワラキントウの
私撰和歌集シセンワカシュウ『拾遺抄シュウイショウ』は
名前が似ているが別物


今日は雨
写真は
金曜夜の日比谷だ
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