村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

卯の花月夜

2012-05-06 23:25:38 | 香道のこと
今日は香の会
昨日 作ったお菓子をそうっと大事に持ち
その大きく重たい紙袋と他のバックもあり
着物に3袋を持ちつ
よろよろと歩く
雨なら又荷物が増えたが雨具は何も持たず
降らぬことを祈り
表通りまで出る
連休最後の日曜日のせいかタクシーもあまり来ない
嵩張る荷物に着物姿が目立ったのか
出勤途中の近所の美容院の人が一緒に車を待ってくれた
すると今まで来なかったタクシーが急に来はじめた
それが1台見えたかと思ったら次々と来る
そんなものだ 何事も
一緒に行ってくれるサカチカさん
駅に着いたら約束のホームではなく
エレベーターの前で待っていた
気がきく 有難う 

香席では
わたしはその答えに全く迷いが無かった
のに
外れた
いつも私めの自信は当てにならない

薄茶席は
松籟庵さまの社中
掛け物は画賛
酒井抱一の竹の絵に
大田蜀山人の賛
いにしえの
七の賢き人たちも 云々とあり
七賢人のことのようだ
香合は古材、花入は南蛮に芍薬と雪柳が清楚だ
水指は道八の染付は山水で山岡鉄斎画だそうだ
薄器は治平衛の独楽、茶杓は小森松庵
茶碗は清水茂生の絵唐津写しと高取八山
数茶碗は御本のよくでた阿漕焼
菓子は青空菓子部のカキツバタ
菓子器はいったい何なのだろうか 
薄青色の平皿で文様が浮き出ていた
焼物なのだが オランダか
今お尋ねメールをしたところだ


万葉集1953に
さつき山
卯の花月夜
ほととぎす
聞けども飽かず
また鳴かぬかも

清しい言葉が五感にひびく


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