村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

伊勢物語の和歌 1~5

2021-11-21 21:43:07 | 文の会

 伊勢物語
第一段(初冠ウイコウブリ)の和歌
春日野の
若紫の
すりごろも
しのぶの乱れ
限り知られず

 第二段(西ノ京)の和歌
おきもせず
寝もせで夜を
明かしては 
春のものとて
ながめくらしつ

 第三段(ひじき藻)の和歌
思ひあらば
葎ムグラのやどに
ねもしなん 
ひしきものには
袖をしつつも

 第四段(西の対)の和歌
月やあらぬ 
春や昔の春ならぬ 
我が身一つは
元の身にして

 第五段(関守セキモリ)の和歌
ひとしれぬ
わが通ひ路の
関守は 
宵々ごとに
うちも寝ななん

今日は文の会
待ち合わせは
いつものレストラン
メニューが変わったようで
味の方は
変わらないが値段が高くなった
このコロナ禍での
お店の経営は大変だったようだ
まずはグラスワインで
乾杯
今日は伊勢物語
何度でも読もう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする