村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

嵐の後の冬のよの月

2021-11-10 23:30:58 | 村雨庵 稽古 

 樋口一葉ヒグチイチヨウ
あら磯の
松をよすがに
のぼりけり
嵐の後の
冬のよの月

樋口 一葉
ヒグチイチヨウ
1872年5月2日(明治5年3月25日)-~
1896年(明治29年)11月23日)は、
日本の小説家。
東京生まれ。
戸籍名は「奈津」だが、
本人は「夏子」と名乗ることが多かった
(ウィキペディアより)

150年前に生まれ
24歳でなくなった
若いときは裕福だったが
不幸が続き
生計のために小説家になる
「奇蹟の14カ月」明治27年12月から
29年1月までに
「大つごもり」
「たけくらべ」
「ゆく雲」
「にごりえ」
「十三夜」を発表した
短い人生だったが
お札にもなる
多くの人に好まれる人物
私も勿論だが
きっと皆さんも一葉を好きだろう

今日は水曜稽古
十時から鉄人が予約してる
鉄人は料理の仕事をしているので
あだ名は鉄人
昔 料理の鉄人という料理番組があり
それからの連想だが
平成五年から六年間のテレビ放映があり
有名なシェフが続々と登場したのだが
今の若い人は説明しないと
わからないかも知れない
コロナ禍ではお休みしていたが
ぼちぼち単発で稽古に来はじめた
柄杓と茶杓
茶筅と茶巾など
耳で聞いてもどちらか
目が迷ってキョロキョロしてしまう
まだ稽古が足りないようだが
徐々に身に付くだろう
初めてお茶の点前を習うことは
知らないことばや
日常には登場しない道具を扱うので
本人も指導する側も大変だ
知って覚えてしまえば
なんということもないのだが 
袱紗をさばく
柄杓を構える
茶筅とおしをする
お茶碗をふく
どれも簡単ではない
でもやがてそれが身につき
するするとお点前できるようになるのだから
稽古を休まず続けさえすれば
いずれ必ず出来るようになるのだから
楽しみだ

コメント
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