村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

かく玉章タマズサとみゆるかな

2021-11-28 20:54:40 | 和歌と歌人

 津守国基ツモリノクニモト
 和歌・歌人120
薄墨に
かく玉章とみゆるかな
霞める空に
かへるかりがね

津守国基ツモリノクニモト
1023‐1102
(治安3‐康和4)
平安期の歌人,住吉社39代神主。
基辰の子。
1060年(康平3)神主となるが,
後三条・白河親政に接近して
69年(延久1)従五位下に叙され,
住吉社の興隆に尽力し,
中興の祖といわれる。
和歌を好み,
橘俊綱,良暹(りようせん)法師らと交流,
表現面での新しさを求めて
《万葉集》の用語を使用した歌を詠み,
和歌史上注目される。
《後拾遺和歌集》に3首入集したが,
これは撰者に
小鰺(あじ)を贈ったため
とうわさされた。
他の勅撰集に17首入集。
(世界百科事典ヨリ)

写真は稽古用の炭

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