村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

かぞふれば

2018-12-10 23:19:12 | 古筆
かぞふれば
わが身につもる
歳月を
おくりむかふと
何急ぐらん

平兼盛
「天徳内裏歌合」の歌合わせ
しのぶれど
色にいでにけり
わが恋は 物や思ふと
人のとふまで

壬生忠見の歌
恋すてふ
我が名はまだき
立ちにけり
人知れずこそ
思ひそめしか

との対決は有名だ

今日は
月に一度の古筆のお勉強
以前に習ったところらしいが
あまり記憶がない
覚えるという能力が
著しく衰えているのだ
でも底の抜けた柄杓でも
汲むことを
休まず続ければ少しは溜まると
それを
信じよう

いつもは終わったあとに
食事をして帰るのだが
そうすると
ラッシュの時間にぶつかる
今日は早く帰る事にして
整形外科のリハビリに寄る事にした
ところが
線路に自転車が入ったとかで
電車はしばし動かない
幸い座れたので待っていればよいのだが
診療時間に間に合わず
リハビリは取り止め

何事も予定通りには行かない




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする