村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

熊野懐紙

2018-12-05 23:13:45 | 村雨庵 稽古 
今日は水曜稽古
掛けものは 熊野懐紙
本物は国宝だもの
これは もちろん複製
筆者は後鳥羽天皇

詠二首倭歌
深山紅葉
うはたまの
よるのにしきを
たつたひめ
たれみやまさと
一人そめけむ
海辺冬月
うらさむく
やそしまかけて
よるなみを
ふきあけの月に
松風ぞふく
建仁元年十月九日
藤代王子和歌会
当座

とある
建仁元年は1201

【熊野懐紙】とは
鎌倉初期、
後鳥羽上皇の熊野行幸に際して
催された歌会で書かれた和歌の懐紙。
三十数枚が残存し、
当時の代表的歌人の仮名筆跡を多く含む
(デジタル大辞泉ヨリ)
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