村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

銀杏の落ち葉

2017-12-13 23:19:45 | 村雨庵 稽古 
今日は十二月十三日
事始めの日
お正月の支度をしはじめる日だそうだ
かつては旧暦12月13日
現在は新暦12月13日に行われ
昔はこの日に
門松やお雑煮を炊くための薪など
お正月に必要な木を
山へ取りに行く習慣があった
とウィキペディアにあった

今日は村雨庵水曜稽古
何を掛けようか
歳暮らしいのをと思ったが
やけに銀杏の黄色が気になって
銀杏の俳句にした


大半は川へ銀杏の落ち葉かな 
   王樹

阿部王樹
俳人。福岡県生。
河東碧梧桐に入門、新傾向俳句を学ぶ。
のち青木月斗に師事、
『同人』の重鎮となった。
また俳画も能くする。
句集に『阿部王樹句集』等。
昭和49年(1974)歿、86才。
(美術人名辞典ヨリ)
ふりがなは書いてなかったので
名前をなんと読むか不明だ



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炭取のひさご

2017-12-13 00:24:58 | お勉強
炭取のひさご火桶に並び居る 芭蕉

今日は寒かった
月に一度の茶の稽古
ちょうどラッシュの時間と重なるので
始まる時間の2時間以上前にいつもの駅に着く
さすが2時間前では早いので
近くの喫茶店でモーニングを食べ
時間を調整する
今年最後のお稽古
何かと慌ただしいが
釜にぬくぬく湯が湧き
菓子は
蕪の形の練りきり
干菓子は銀杏と味噌煎餅
わいわいと炭付花月
濃茶付花月
平花月
と花月尽くし
それも年末らしい

掛け物は
小田雪窓老師

大徳寺五百六世。
姓は小田、雪窓は道号、
諱は宗甫、室号は蔵暉。
五百三世後藤瑞巌の法を嗣ぐ。
僧堂師家となり、
昭和30年十一代管長に就任、
のち開堂した。
龍翔寺に住した。
昭和41年(1966)寂、65才。
(美術人名辞典ヨリ)

花は
榛ハシバミと
名の不明の椿
花入は備前



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